
ここのところドラゴンヘッドのことを考えてきて、ハウスについても分析が進んだのでこの記事を改稿し上げておきます。
〔目次〕
・これまでの話、ご案内
・ハウスで読む場合のポイント
・ヘッドの入るハウスで探る前世の出来事、具体例
これまでの話、ご案内
これまで「現代西洋占星術でドラゴンヘッド&テイル星座の解釈を読むときは、完全に逆で読むべき」とお伝えしてきました。
筆者をご存知の方(小説読者様)は以下の記事をどうぞ。
《筆者を見本とした読み方のサンプル》
テイルへ向かうための読み方、例。現在の筆者の場合
前世(仮)のヘッドサインも読んでみた。テイルへ歩いた見本人生 ←輪廻の輪を閉じた成功例です
筆者をご存知ない、一般の方向け解説はこちら。 ⇒ドラゴンヘッドを読む(2)西洋占星術のテイルとヘッドの時間進行は、「逆」である
ハウスで読む場合のポイント
上記事はサイン(星座)についての読み方ですが、ではハウスについてはどう読むか?
回答: やはり、ハウスも逆に読むべし。
ただしサインとは異なり、星座解釈を当てはめるのではなくて純粋にハウスが象徴するものを当てはめること。前世では、ヘッドが入るハウスの象徴が重要な経験となった(=死の原因や失敗・成功の原因)可能性が高いです。
なおドラゴンヘッドでハウスを読むときの注意点ですが、現代占星術ではなく古典的な解釈を参照してください。
現代のハウス解釈は商業的な理由でかなり歪められていますので、伝統的なハウス解釈でなければ当たりません。
ヘッドの入るハウスで探る前世の出来事、具体例
東洋に保存されていた古いハウス解釈から考えますと、「前世の因縁」は具体的に下記の通りとなります。参考までに。
(これだけとは限りませんので考えを狭めないようご注意を)
1ハウス:自分自身の能力に起因する事件、先天的な障碍(例)
2ハウス:財産、収入、生存の糧に関する事件
3ハウス:兄弟姉妹、幼馴染との軋轢
4ハウス:家との関係の良し悪し、家柄の呪縛
5ハウス:子供に関連する出来事、娯楽の影響
6ハウス:部下との関係や病気、労務(苦役)
7ハウス:結婚に関する出来事、パートナーとの事件
8ハウス:莫大な遺産による事件、突発的な死
9ハウス:流浪や旅行時の事件、外国での遭難
10ハウス:権力の座に関する事件、成功と失脚
11ハウス:仲間との共謀事件、集団に関わる出来事
12ハウス:容貌に関する事件、隠遁(幽閉)、隠れた敵
例として筆者の場合、
ドラゴンヘッド 11ハウス =仲間との共謀事件、集団に関わる出来事
になります。
その通り、カルマに関わる遠い過去世では仲間との共謀事件で失敗しました。一つ前の前世では、同じ仲間と再会し当時のカルマを解消(輪を閉じた)しています。ただ、今も同じ過去世に起因するカルマの半分が未消化なのだと考えられます。
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