我傍的、ここだけの話

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虐殺の光景描写について裏話、『雲間の光』3話はフィクションです

言い忘れておりましたが、『永遠の雨~』ラスト3話『雲間の光』はフィクションです。

いえ、もちろんこの小説全て皆様にとってはフィクションということになるのですが、私自身のイメージを忠実に書いているという意味で私にとっては「ノンフィクション」なわけです。
(ただしイメージの欠けているところは話を繋げるために意識的創作で補っています)

しかしラスト3話だけは現代人の私による完全創作であり、イメージが含まれるところはありません。
したがって異民族の女や、虐殺の光景などは"記憶"しているわけではありませんのでご理解ください。

虐殺の光景については、おそらく見たのだろうと推測していますが私のイメージからは綺麗にカットされています。
私は親戚の男性に連れられ、弟と思われる年下の少年と旅している光景しか記憶していません。
何故、供もなく三人だけで旅をしていたのか。その理由も分かりません。
現代の大人としての知識から考えると、おそらく供を連れて旅をしたほうが盗賊に襲われ危険だから、だと思いますが。あるいは始め供を連れて出たものの、盗賊に遭遇して逃げたのかもしれない。その辺の事情は全くイメージに残っていません。

ただし、
 それに僕にはこの光景は懐かしい。何故だか分からないが、本来の自分の場所へ戻った気がした。

以下は著者自身の感覚です。
今世の若い頃、第二次大戦など虐殺現場の映像を眺めている時に電流に打たれたように感じ、この感覚を持ちました。

不思議と私は虐殺現場の映像を見てショックを受けるということがないのです。
それは数々の過去生で残虐な光景を見て来たからかもしれない。
だからある創作で、主人公が虐殺現場を見てゲーゲー吐くという表現があり、読者から「ヘタレ」という愛称で呼ばれているのですが全くバカバカしい・浅いなと思いました。
私は、あの主人公とは真逆の人間です。虐殺現場においては。

と言ってもサイコパスではないので(テストしたら完全に違いました。サイコパスに掠りもしない)、人の死体を見て平気だというわけではありません。
ただ目を逸らすべきではないと思うし、目を逸らす意味が分からないというだけです。目を逸らすのは失礼だとも思います。

もちろん現世では、虐殺現場を歩くなどという経験はまだしたことがないから、実際どうなるか分かりませんが。
臭いがあれば、臭いにだけは吐くかもしれませんね。
少なくとも映像ではショックも好奇も快楽も感じたことがないということを言っておきます。とても静かな怒りが湧くだけです。


それとこれは『我傍に立つ』を読めば分かることでしょうが、筆者の前世記憶に「復讐心」は皆無でした。
魂の壮大なリベンジであったことは確かです。だが記憶の中で復讐心は全く感じたことがなかった。

正直、前世の私は独裁者のことなど無関心でしたね。どうでも良かった。
完全に自分とは反対の世界に属する、人として共鳴不可能な存在と思っていました。共鳴不可能ということは、永遠に関わりを持ちようがない「離れて行く」相手だということです。

あえて言えば今世で、「ファシスト(広義。K産の全体主義者を含む)は大嫌いだ」という感覚が残っていることが古い過去生の残滓でしょうか。
おこがましいことを承知で喩えるなら、アインシュタインの「ヒトラーが世界征服したら地獄となる、阻止せねば」という焦燥感に似た感情を今も抱えています。誰であれ独裁者が世界を支配することを許してはならないと思います。独裁者に虐げられる世界は、人類滅亡より酷い地獄と思う。

この感情も危険なのですがね。アインシュタインの提言の結果、原爆が生まれたことなどを思えば。

いずれにしても私が自己正当化する余地はないと思います。
ファシストが分かりやすい悪魔なら、その対極も褒められたものではないでしょう。
次元は違うものの、アインシュタインは一歩誤れば自分も行く道と感じています。
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