2017
Apr
06
-
占い師になることは承認欲求を満たすこと??
この方のツイートが面白かった。本は読んでいないが興味深い。
まず、「数秘術師」である人が
と仰っていたのがツボで笑った。
>「数字に支配されない人生を送ってね」
その通りだと思う。
それと私的には不思議だったのがこちらの話、
えっ、
>他人を占うという行為によって承認欲求を満たし ??
驚いたな、他人を占うことで承認欲求が満たされる人なんているのか。
どちらかと言うと利他の行為だと思っていた。他人の承認欲求を満たすのが占い師を含むアドバイザー全般の役割なのだと信じていたが……。
本来、延々と他人のことばかり考えるのが〇〇師や〇〇士。
ある弁護士さんが仰っていた、
「朝起きて真っ先に考えるのは他人のこと。これでは金持ちになれるわけがない」
というのが正しい姿勢。
そうではない人は偽物。
「先生」「先生」と言われているうちに勘違いして、自分第一になって金を貪るようになる偽物は、弁護士などの士業で確かに多い。
でも占い師も「先生」と言われることに中毒してしまう人はいるのかな。それはとても意外なことだったので、上のツイートに興味を持った。
私は少しの期間だけだがネットで鑑定をしていた時、どういうつもりだったのかと言うと、「自己研鑽のため」と「特殊な経験をお役に立てるため」だった。個人として世間に出て行くための練習のつもりでもあった。
だけど女王様のごとき要求をしてくる人が後を絶たないので、このまま要求に応えていたら潰されるなと思ったので退散した。
※始め、自分は素人で本業ではないからと無料にしていたところ鑑定依頼殺到。やむを得ず1,000円いただくことにしたのだが、1,000円にも関わらず数万円で鑑定している「プロの誰々先生と同じことをやれ」と要求をしてくる人が増えた。本業圧迫したため退散
準備不足で、片手間のつもりだった私も悪い。
だけどとてもではないが「自己承認欲求」など満たしている余裕はなかったな。むしろ奴隷になった気分の時のほうが多かった。
なかにはとても良い依頼者さんたちがいて、たいしてお役にも立てなかったのに高評価でねぎらってくださった。そんな時は救われたが……。
利他主義の「役に立ちたい」という気持ちも、「承認欲求のうち」と言われたらそうなのかもしれない。
だけど現代は何でも「承認欲求」のレッテルを貼り過ぎだよ。
このままだと人間の行動の全てが「承認欲求で恥ずかしいこと、やめるべき」と言われてしまう。
そんな言葉で何事も禁止されたら人類滅亡につながりかねない。
就職は社会で認められたいという「承認欲求」が第一だし、恋愛も結婚も最大の「承認欲求エゴイズム」だ。
そもそも、人間社会で生きることだけではなく、この地球上に生存していることからして命の存在を認められたいという「承認欲求」なしには不可能だ。
まあ、人類滅亡は大げさだけどね。
上の方は自虐として、ご自分について「占うことは承認欲求だ」と言っているニュアンスがあるので面白い。
ただあの言葉を本気に受け取って「占い師になりたいと思うことが承認欲求だったなんて恥ずかしい。やめよう」と考える人がいたら可哀想だなと思った。
それと、もう一つ不思議だったのは「元占い師」という言葉。
資格の要る仕事ではないのだし、辞めるという明確な廃業ラインはない気がするが?
「元占い師です」などと負け顔で自己紹介している人の姿をイメージしてしまい、
なんか可愛いな。自意識過剰な中学生か。
と、ちょっと笑ってしまったのはやはり若干、占い師を下に見ていた自分がいるのかもしれない。
何故なら、世の中のほとんどの業種が厳しい許認可のシステムに縛られていることを知っているので。
それに比べたら占い師は遥かに自由で恵まれている。
詐欺や脅迫など犯罪をしない限り営業可能、などという業種は他にあまりない。他の業種の人が聞いたら怒るだろう。
見下されていると感じる占い師さんがいたら申し訳ないのだが、国や会社からの縛りがないのだからもう少し緩やかに考えてもいいのでは。
占い師だけで食べて行くのは難しくても、続けていくのは自由だと思う。
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まず、「数秘術師」である人が
こんなやさぐれ数秘術師から新社会人に贈れるのは「数字に支配されない人生を送ってね」という言葉くらいかな。
— 後藤貴司という逆数秘術 (@gotsuo) 2017年4月3日
と仰っていたのがツボで笑った。
>「数字に支配されない人生を送ってね」
その通りだと思う。
それと私的には不思議だったのがこちらの話、
様々なスクールや講座が乱立していることもあってか、昔に比べて占い師を名乗る人の数は飛躍的に増えているし、それに伴って「元占い師」の数もきっと増えていくのだろう。
— 後藤貴司という逆数秘術 (@gotsuo) 2017年4月3日
他人を占うという行為によって承認欲求を満たしてきた「元占い師」が、それに代わる手段を見つけるのは容易ではなさそうだ。
えっ、
>他人を占うという行為によって承認欲求を満たし ??
驚いたな、他人を占うことで承認欲求が満たされる人なんているのか。
どちらかと言うと利他の行為だと思っていた。他人の承認欲求を満たすのが占い師を含むアドバイザー全般の役割なのだと信じていたが……。
本来、延々と他人のことばかり考えるのが〇〇師や〇〇士。
ある弁護士さんが仰っていた、
「朝起きて真っ先に考えるのは他人のこと。これでは金持ちになれるわけがない」
というのが正しい姿勢。
そうではない人は偽物。
「先生」「先生」と言われているうちに勘違いして、自分第一になって金を貪るようになる偽物は、弁護士などの士業で確かに多い。
でも占い師も「先生」と言われることに中毒してしまう人はいるのかな。それはとても意外なことだったので、上のツイートに興味を持った。
私は少しの期間だけだがネットで鑑定をしていた時、どういうつもりだったのかと言うと、「自己研鑽のため」と「特殊な経験をお役に立てるため」だった。個人として世間に出て行くための練習のつもりでもあった。
だけど女王様のごとき要求をしてくる人が後を絶たないので、このまま要求に応えていたら潰されるなと思ったので退散した。
※始め、自分は素人で本業ではないからと無料にしていたところ鑑定依頼殺到。やむを得ず1,000円いただくことにしたのだが、1,000円にも関わらず数万円で鑑定している「プロの誰々先生と同じことをやれ」と要求をしてくる人が増えた。本業圧迫したため退散
準備不足で、片手間のつもりだった私も悪い。
だけどとてもではないが「自己承認欲求」など満たしている余裕はなかったな。むしろ奴隷になった気分の時のほうが多かった。
なかにはとても良い依頼者さんたちがいて、たいしてお役にも立てなかったのに高評価でねぎらってくださった。そんな時は救われたが……。
利他主義の「役に立ちたい」という気持ちも、「承認欲求のうち」と言われたらそうなのかもしれない。
だけど現代は何でも「承認欲求」のレッテルを貼り過ぎだよ。
このままだと人間の行動の全てが「承認欲求で恥ずかしいこと、やめるべき」と言われてしまう。
そんな言葉で何事も禁止されたら人類滅亡につながりかねない。
就職は社会で認められたいという「承認欲求」が第一だし、恋愛も結婚も最大の「承認欲求エゴイズム」だ。
そもそも、人間社会で生きることだけではなく、この地球上に生存していることからして命の存在を認められたいという「承認欲求」なしには不可能だ。
まあ、人類滅亡は大げさだけどね。
上の方は自虐として、ご自分について「占うことは承認欲求だ」と言っているニュアンスがあるので面白い。
ただあの言葉を本気に受け取って「占い師になりたいと思うことが承認欲求だったなんて恥ずかしい。やめよう」と考える人がいたら可哀想だなと思った。
それと、もう一つ不思議だったのは「元占い師」という言葉。
資格の要る仕事ではないのだし、辞めるという明確な廃業ラインはない気がするが?
「元占い師です」などと負け顔で自己紹介している人の姿をイメージしてしまい、
なんか可愛いな。自意識過剰な中学生か。
と、ちょっと笑ってしまったのはやはり若干、占い師を下に見ていた自分がいるのかもしれない。
何故なら、世の中のほとんどの業種が厳しい許認可のシステムに縛られていることを知っているので。
それに比べたら占い師は遥かに自由で恵まれている。
詐欺や脅迫など犯罪をしない限り営業可能、などという業種は他にあまりない。他の業種の人が聞いたら怒るだろう。
見下されていると感じる占い師さんがいたら申し訳ないのだが、国や会社からの縛りがないのだからもう少し緩やかに考えてもいいのでは。
占い師だけで食べて行くのは難しくても、続けていくのは自由だと思う。
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