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震災から二年。
未だ癒えぬ傷と、この時期にしか報道しないマスコミと、無力な自分を苦々しく思いながら3.11を迎えた。

日本という国は相変わらずだ。
お国主導・お上絶対の世の中。

ここまで悲惨な災害を目の当たりにしても、「堤防ありき」で復興よりも利権を優先。
被災者の生活を犠牲にして公共工事に群がる輩で溢れている。
そして原発も何事もなかったように再稼働する。

そんな現実について、インタビューを受けた当事者(岩手)の方が
「それじゃいけないんじゃないかなと思うよ」
と他人事のように語っていたのを見て涙が出た。

もっと怒っていいんじゃないか。
報道も、もっと怒りの声を映すべきじゃないか。

怒っているこちらがバカなのか? という気さえしてくる。


私自身も最近、東北の方々と実際に言葉を交わす機会を得ることが出来たが、あまりにも温かく優しい人ばかりだったので驚いた。
優しいことは本当に良いことで、私も大好きな人たちなのだが、やはり言うべきことは言わなければ駄目だと思った。
慣れていないのかもしれないが、もっと怒りを表現していい。もっと過激でいい。



***

比べるのは申し訳ないが……、

偶然にも東北の方々へのインタビューの直後に、
「中国で暴動が起きている」
というニュースを観た。

不謹慎ながら、その映像に感動してしまった。

中国という国はご存知の通り人権ゼロの国家体制。暴動はおろかデモすら命がけだ。
それでも弱き一般市民が声を上げている。

何故か?

中華の地には、「命を革める」という言葉があるからだろう。

私は正直言って、不潔で下品で嘘つきな現代中国人が大嫌いだ。
(中国の方、いらしていたらすいません。差別するわけではなくあくまでも現代中国人の平均的な行動を見て言っている。これは長らくマナー教育が絶たれていたせいだろう)

漢人は不潔さを嫌った人種なので、人種がまるで違う気がする。
現代中国人に流れる漢人のDNAは限りなく薄まっているはず。

それなのに現代でも「革命」という精神だけは生きているのだと思うと、不覚ながら感動してしまった。

 
「革命」という言葉は毛沢東のせいで、サヨクによるサヨク革命を指すみたいな使われ方をして誤読されているが、これは共産主義のためだけにある言葉ではない。

実は「革命」とは古代中国からある言葉で、“命をあらためる”と読む。
“命”とは天からの命令のこと。
国家元首は天の神様から命令されて権力を与えられているだけだから、その権力が悪い使われ方をしていたら、いつでも民のほうからクレームを出して “あらためて” 良い。(権力を改めて、他の人に渡して良い)

※革命とは
かく‐めい【革命】
《「易経」革卦の「湯武命を革(あらた)め、天に順(したが)いて人に応ず」から》
……
3 古代中国で、天命が改まり、王朝の変わること。

『デジタル大辞泉』より

つまり近代で言うところの、リコール制が思想の根源にあるのが中華という土地。

だから中華の人々は、虐げられても革命を忘れることはない。
「主権は神 = 民にあり」
独裁国家である現代中国を見ると信じられないだろうが、実はこれこそ中国思想の真髄だろう。


比較して、日本。
“万世一系”の神が支配する国に革命などあり得ない。
つまりこの国に、「革命」という言葉は存在しない。
このことがもしかしたら、今現在も被災者を犠牲にして成立する国家を形成させているのだろうか。

日本は全体で見れば良い国だと思う。
私は個人的に天皇家を心から尊敬し、あのような家系が存在することを奇跡と思う。

「革命」という言葉が存在しなかったからこそ、戦争が少なく、穏やかな国民性となったのではないかとも感じる。

しかし……被災者から搾取して潤う人々や、クラス全員で一人の同級生をいじめ殺す子供たち、掲示板で寄ってたかって誰か一人を貶めることに快楽を覚えている人々を見ると、戦乱状態にある国よりむしろ恐ろしさを感じるのは私だけだろうか。

今の状況では、
「これでいいのかニッポン!?」と危機感を抱かざるを得ない。

今までのようにナァナァで、弱者を犠牲にしてバランスを取ればいいと思っているだけの国が、国家として生き残っていけるのか。


百年後、この国は国家として残っているのだろうか。
私は疑問に思う。
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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei


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