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天才とは何か? 努力の結果なのである。

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「羽生善治棋士は生まれながらの天才」と、ひふみんこと加藤一二三氏が言っていた。この件について雑談。

「天才」という言葉にトラウマあり、この言葉が嫌いな私なのだが最近は他人については気軽に「天才」と使う。
一流の人々の凄技を眺めて
「すごいなぁー」
と言っているのはとても楽しい。

無責任だな我ながら。笑

無責任なこと自体が楽しいのだけど。

実際、羽生棋士などの人生におけるプレッシャーを想像すると辛い。
一生勝負していかねばならずそれが仕事であり日常生活で、定年もない。想像するだけでおかしくなりそう。私なら耐えられないな(私が言うのも何だが、たぶん)。
幼い頃からその世界に生きていれば勝負を仕事とするのが「当たり前」となるのだろうか?
将棋の世界の人々はあまり表現力豊かとは言えないので、遠くから眺めているとプレッシャーがあるようには見えないのだが、あれでもプレッシャーは相当に感じていて色々とご心労あるだろう。

羽生棋士の趣味が「チェス」ということを知り、苦笑した。
仕事ではないところで純粋に勝負ごとを愉しみたいのだね。なるほどなあ。分からないでもない。

ちなみに羽生棋士の宿は【軫宿】。(27宿にて。参照「軫宿」の解釈
純然たる戦略家、職業人としての参謀タイプ。
数年前に書いた上URLの解釈で私は
大丈夫、戦闘状態でなければ休んでも良いのです。
思考をオフする日を作ってみませんか。
と書いていたらしく、自分で笑ってしまった。
羽生さんには当てはまる解釈のような気がする。オフの日くらい勝負ごとを休んだらどうでしょう? 

なお出生時間が分からないので彼のホロスコープは不明だが、十惑星では明確にYOD(天才となる可能性のある角度)は出ない。
あと少しで多重YODになりそうなギリギリのところである。
故に、「生まれながらの天才」を運命づけられているとまでは言えない。
ただ月・土星・海王星を軸とした緊張状態があるので(と言ってもトラインも多く緩和されているが)能力は磨かれるだろう。
尋常ではないプレッシャーとそれを肥やしにした研鑽が、彼を今の地位に引き上げたのだと言える。

傍目には分かりづらいけど、羽生さんですら努力の結果としての「天才」の評価だ。

∴「天才」とは努力の結果なのである。

ただし、努力が今世中に実るかというとそうとは限らないのが難しいところで……。

「努力」していることの目標設定そのものが間違っていることもある。この場合、持って生まれた運命という素材は別の目標のために用意されているし、深層意識では自分自身も間違った目標が叶って欲しくないと思っているはずなので実現は難しいだろう。
だから一般的には、「努力は必ず報われる」という解が100%正しいとは言えなくなるのだよな。

何生にもわたる努力と、今世での目標意識によって現時点の状態があることを忘れてはならない。
たとえば羽生さんの
「努力では越えられない壁」
と言われるほどの能力は、おそらく出生時点での他との差。

出生時点の差を「天才」と呼ぶなら、確かに天才は存在するのだ。
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