2017
May
13
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日本の良いところ、悪いところ (まとめ)
〔21/10/22 誤解を招く表現修正〕
外国人によれば、日本は他国に比べて遥かに良い国であるらしい。
・多くの人が勤勉、真面目、誠実、親切
・犯罪が少なく治安が非常に良い
・ほとんどの企業は誠実に客へのサービスを行っている
・行政ですら他国に比べると真面目で高サービス
私も同感。
日本はどこへ行っても安全で快適で、四季の花が咲き乱れる美しい景色に溢れている。御伽噺の国のよう。
普通に生きるにはこの地ほど良い国はないと思う。
良いところ追加:
・漫画やアニメのストーリー創りが世界一うまい、超絶に素晴らしい
・細かい物づくりの技術は世界一。良い物をつくろうとする誠実さが見える
あと私が最も良いと思う日本の長所は、有史以来、独裁者を生み出してこなかったこと。
狭い範囲では独裁者がいたのだろうが、民を大虐殺するなどして全国を恐怖で支配する凶悪な独裁者が一人もいなかった。
これは奇跡。
唯一、独裁者となる可能性があったのは西洋人の影響を受けた織田信長だが、それでも他国の独裁者に比べれば遥かに穏やかなほうの為政者となっただろう。
そんな信長ですら、家臣に誅殺されてしまった。
日本の歴史を眺めると頭のおかしい権力者が生まれても、大事となる前に周囲によって片付けられてきた。
驚異的な免疫機能を持つ国と言える。
「出る杭は打つ」の本能なのかもしれないが、その本能が良い方向に出た結果と思う。
この独裁者を生み出さなかった奇跡は、卑弥呼や天皇の平和主義と同様に誇っていい。
いっぽう日本の悪いところは、自分一人だけの判断で「道義心」を抱く人が少ないことか。
日本で頻繁に見かけるのは、
「何が善で悪なのか分からない!」
という言葉。
確かに善悪の定義は不可能だから、厳密に定義すべきことではないと私も思う。
しかし無実の人を大量虐殺したり、人権を踏みにじることすら「悪いことかどうか分からない」と仰るのは重症だ。人として最低限やってはいけないことが何かすら、自分で考えられないのだろうか。
そのわり大勢の人が「正しい」と言うことは無条件で「正しい」と信じ込む。
他人の言葉を自分の言葉であるかのようにコピーして語ることに恥ずかしさを感じていない。
どうもこの国では、「多数」が正義であるらしい。
多くの日本人は周りに流されて同じ行動を取ることを正義と思っている。
この本能が現代の民主主義では裏目に出ている。
「ネットでも崇拝者が多い立候補者(実は党からお金をもらってサポートしている崇拝者たちなのに)」
は考えるまでもなく完全に「正義」だと思って従おうとする人が多いのだよな……。
これ故に、今まで日本では有効にはたらいてきた独裁者を潰す免疫機能が役に立たなくなっている。それどころか独裁者を後押ししている。
また同じ本能が、少数の被害者を虐待する非道行動となって表れている。
・冤罪で捕まった人
・犯罪被害者
等々は少数なので、
「私とは関係ないし」
「本人が悪いんでしょw 自己責任」
などと言って見て見ぬ振りをする。
見て見ぬ振りだけでは飽き足らず、被害者を「悪」とみなして過剰に叩く。
日本において「少数は悪」だから、日本人は少数の被害者・少数の弱者を叩いて良いと思っているのか。
こんなことをしている日本人は、他国の人々の目に下劣で卑しい民族として映っているだろう。同国人として本当に恥ずかしい。
【補足】誤解する方もいるだろうから追記しておくと、筆者は“左翼(某主義者)”ではありません。思想としては平和主義だし反独裁なので今の日本だと左翼っぽい考え方になるのだが、この考えをブレずに貫くなら現代で最も嫌いになるのが某主義、ということになります。現代、最凶の独裁者であり犯罪者は某主義者たちでしょう。
私はただ、独裁権力と偽装された「圧倒多数」のプロパガンダが許せないと思うだけ。本当に個々人が自分で考えたうえでの多数決なら、民主主義が今のところ理想ですね。少数の犠牲者を救い上げるシステムは必要ですが。
※筆者は団体や指導者に従いませんので〇〇主義者を名乗りません。ただし現代社会に照らし合わせると「中道自由主義者」となるようです。→筆者の現代での立ち位置
外国人によれば、日本は他国に比べて遥かに良い国であるらしい。
・多くの人が勤勉、真面目、誠実、親切
・犯罪が少なく治安が非常に良い
・ほとんどの企業は誠実に客へのサービスを行っている
・行政ですら他国に比べると真面目で高サービス
私も同感。
日本はどこへ行っても安全で快適で、四季の花が咲き乱れる美しい景色に溢れている。御伽噺の国のよう。
普通に生きるにはこの地ほど良い国はないと思う。
良いところ追加:
・漫画やアニメのストーリー創りが世界一うまい、超絶に素晴らしい
・細かい物づくりの技術は世界一。良い物をつくろうとする誠実さが見える
あと私が最も良いと思う日本の長所は、有史以来、独裁者を生み出してこなかったこと。
狭い範囲では独裁者がいたのだろうが、民を大虐殺するなどして全国を恐怖で支配する凶悪な独裁者が一人もいなかった。
これは奇跡。
唯一、独裁者となる可能性があったのは西洋人の影響を受けた織田信長だが、それでも他国の独裁者に比べれば遥かに穏やかなほうの為政者となっただろう。
そんな信長ですら、家臣に誅殺されてしまった。
日本の歴史を眺めると頭のおかしい権力者が生まれても、大事となる前に周囲によって片付けられてきた。
驚異的な免疫機能を持つ国と言える。
「出る杭は打つ」の本能なのかもしれないが、その本能が良い方向に出た結果と思う。
この独裁者を生み出さなかった奇跡は、卑弥呼や天皇の平和主義と同様に誇っていい。
いっぽう日本の悪いところは、自分一人だけの判断で「道義心」を抱く人が少ないことか。
日本で頻繁に見かけるのは、
「何が善で悪なのか分からない!」
という言葉。
確かに善悪の定義は不可能だから、厳密に定義すべきことではないと私も思う。
しかし無実の人を大量虐殺したり、人権を踏みにじることすら「悪いことかどうか分からない」と仰るのは重症だ。人として最低限やってはいけないことが何かすら、自分で考えられないのだろうか。
そのわり大勢の人が「正しい」と言うことは無条件で「正しい」と信じ込む。
他人の言葉を自分の言葉であるかのようにコピーして語ることに恥ずかしさを感じていない。
どうもこの国では、「多数」が正義であるらしい。
多くの日本人は周りに流されて同じ行動を取ることを正義と思っている。
この本能が現代の民主主義では裏目に出ている。
「ネットでも崇拝者が多い立候補者(実は党からお金をもらってサポートしている崇拝者たちなのに)」
は考えるまでもなく完全に「正義」だと思って従おうとする人が多いのだよな……。
これ故に、今まで日本では有効にはたらいてきた独裁者を潰す免疫機能が役に立たなくなっている。それどころか独裁者を後押ししている。
また同じ本能が、少数の被害者を虐待する非道行動となって表れている。
・冤罪で捕まった人
・犯罪被害者
等々は少数なので、
「私とは関係ないし」
「本人が悪いんでしょw 自己責任」
などと言って見て見ぬ振りをする。
見て見ぬ振りだけでは飽き足らず、被害者を「悪」とみなして過剰に叩く。
日本において「少数は悪」だから、日本人は少数の被害者・少数の弱者を叩いて良いと思っているのか。
こんなことをしている日本人は、他国の人々の目に下劣で卑しい民族として映っているだろう。同国人として本当に恥ずかしい。
【補足】誤解する方もいるだろうから追記しておくと、筆者は“左翼(某主義者)”ではありません。思想としては平和主義だし反独裁なので今の日本だと左翼っぽい考え方になるのだが、この考えをブレずに貫くなら現代で最も嫌いになるのが某主義、ということになります。現代、最凶の独裁者であり犯罪者は某主義者たちでしょう。
私はただ、独裁権力と偽装された「圧倒多数」のプロパガンダが許せないと思うだけ。本当に個々人が自分で考えたうえでの多数決なら、民主主義が今のところ理想ですね。少数の犠牲者を救い上げるシステムは必要ですが。
※筆者は団体や指導者に従いませんので〇〇主義者を名乗りません。ただし現代社会に照らし合わせると「中道自由主義者」となるようです。→筆者の現代での立ち位置
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