相模原のプラネタリウム、『カッシーニ最後のミッション』

この間の休日、近所のプラネタリウムへ行って来た。

私は近くにプラネタリウムがあることを知らなかったのだが、相方(配偶者)がネットで探して連れて行ってくれたのだった。
嫌な政治ニュースに腹を立てて疲れている昨今、久々に癒された。有難う、相方。
(自慢ではないが、私の好みを熟知してさりげなくプレゼントしてくれる優しい相方なのです)

⇒相模原博物館 プラネタリウム

相模原の宇宙科学研究所(JAXA)前にある建物内。
観覧料は大人500円/子供200円とお手頃。

遠方の方は交通費がかかってしまうけど、相模原や町田近辺にお住まいの方には絶大にお薦めします。
博物館内にあるため展示物も充実していて、お子様連れなら一日遊べますよ。

マンモスや、火星探査機「のぞみ」(実物大)などの展示もあります。

火星探査機「のぞみ」レプリカ:

プラネタリウムの映像と星座解説はオーソドックスな感じ。
未だにこんな昔ながらのプラネタリウムが残っていたんだ! と感動した。
現代では少し物足りない映像だけど、ノスタルジックな気分を堪能できる。

かなり前に五島プラネタリウムが閉館したとき、「ああ、もうプラネタリウムは人気がないんだな」と残念に思ったものだが。
地方にこういうプラネタリウムが存続していることを嬉しく思う。

私が見た番組は、前半がオーソドックスな星座解説で、後半が『【プラネタリウム】13億㎞かなたの環をくぐれ!~土星探査機カッシーニ 最後のミッション~』だった。

土星の探査に向かったカッシーニ。
今年、カッシーニは役割を終え、土星に突入して燃え尽きることでミッションを終えるという……。

それほど凝った映像でもないのだが、実際にカッシーニが撮影した写真が散りばめられた番組内容には感動を覚えずにいられなかった。

最期を迎える前に、カッシーニは「土星の環」を22回も潜るらしい。
環を潜るたび、一瞬、遠く輝く地球を垣間見るのだ。

「カッシーニはあの地球に帰りたかっただろう」
そう思ったら、うるっと来た。

我々人間は、どうしても機械を擬人化し、自己を投影して見てしまうものだ。
機械が「地球に帰りたい」と思うわけはないのにどうしてこれほど切ないのだろう。

BGM、One Direction の『 Story of My Life 』もぴったりで心に響く。
星や宇宙船好きの方へは、お薦めの番組。

相方のおかげで思い出したが、本当の私はずっと星など眺めていたいんだよね。

人間社会を眺めていると汚い人ばかり。欲深い人ばかりで吐き気がする。疲れる。

しかし宇宙ばかりに目を向けているといずれ退屈することも分かっている。
星空には癒されるが宇宙へ行ってしまえば何もない。

これから死ぬまでの人生、ソラを眺めるか地上を観察するか、……どちらの暇つぶしを選ぶか真剣に悩む。