我傍的、ここだけの話

吉野圭のプライベートブログです。小説裏話、前世+占星術
 メニュー・新着

-

算数計算にこだわり過ぎないように。運命計算は高次元である

〔2020/3/26敬体へ改稿〕

前記事、
冥王星は、前世でログアウト(死亡)した月日かもしれない説
の補足です。

今世、出生ホロスコープ(ネイタルチャート)の冥王星は、前世で死んだ時の太陽だったかもしれないと書きました。
でもいつも言っているように、こういう算数計算にこだわり過ぎないようにしてください。

つまり、
「度数が合わないから自分の記憶は間違っていたんだ!」
などと短絡的に思い過ぎないように。

または逆に、
「今世の自分のネイタル冥王星は牡羊座にあるから、前世では春に死んだんだ!」
と決めつけ過ぎないように。

冥王星は(宿≒月も)、たまたま分かりやすく算数計算で導き出せる前世の一端に過ぎないのだと思います。

私は常々思っているのだけど、占星術は算数ではなく数学
それも人智を越える高度な数学。
人間の天才数学者が行う計算すら普通の人には手が届かないのに、地上を卒業した先輩方(タイムキーパー)による高次元の運命計算が我々に解き明かせるものですか。

少なくとも、最も単純な公式であっても全ての運命計算において“エックス”(個別事項)が累算されるはずだと思う。

今回、例示したような
「太陽(前世セーブポイント)=今世ネイタル冥王星」
の算数レベルの公式は、本当にめずらしいもの。
これですら、事件事故・自殺の場合は当てはまらないという例外があります。
(あるいは事件事故・自殺の場合、何か別の公式が加味されるのかもしれませんが)

だから、小学生レベルの算数ですぐに何でも決めつけるのは間違いだ、ということを肝に銘じてください。

たとえば前世の兄弟の人数と、今世の兄弟の人数が完全一致するとは限りません。
私のように、だいたい共通することは多いと思います。何故なら家族としての縁も、その果を得るための因が必要なので。「枠」としての縁が数に反映されやすい。(それで今世とは共通項が皆無なら、その記憶は自分の魂の過去生ではなく、別の霊魂である他人のものである可能性が高いと私は言っています)
ただ来世計算は、一緒に生きるはずの他者の運命や意志も「べき算」されるので、今の人間としての頭脳スペックでは計算することが困難。/と言うよりまず情報がないので計算しようがないですよね。地上にいる限り、他者のカルマや気持ちなど理解が及ばないので。
だからこそ単純計算で思い込み過ぎてはいけないわけです。


地上の人間にはとうてい届かない公式であるなら、こうして解き明かそうとすること自体が無意味なように思えます。

でも私がどうして自分をサンプルとして差し出して例示しているかと言うと、「地上の現実がすべてではない」ということを少しでも感じて欲しいからなのですよね。

たとえば。
学校という密室でイジメを受けている子供は、その世界だけが全てだと思い込んでいる故に絶望します。
だけど大人は、「学校だけが全てじゃない。卒業すれば他の世界もある」と教えて視野を広げることによって、子供を絶望から救おうとします。
(あるいは学校だけが全てではないから、無理に立ち向かって破滅する必要はなく、今出来る範囲で頑張れば良いと教える)

それと同じで、今この現実だけが全てではないということを伝えたいのです。

地上で感じる苦しみの全てが虚妄で、実は地上の上には広い広い世界が広がっています。
その広さを少しでも感じて欲しくて、私は自分をサンプルとして提供しているし、占星術を道具とし裏付けようとしています。

関連記事


My profile

Author : 吉野 圭

プロフィール・お奨め記事

note(占星術館×我ここ 抜粋)

要パス記事一覧(検索では表示されません)

【お願い】
当ブログの記事を気に入っていただけたらシェアお願いします。要パスワード記事は引用しないでください(パスワードを貼るのも禁止です)

記事にして欲しいご質問あればこちらからどうぞ:★コンタクト

検索フォーム

Translate,翻譯

過去ログ v Co リバース

管理者 別サイト

現在位置

トップ > 神秘・占星術 > 算数計算にこだわり過ぎないように。運命計算は高次元である

このブログはPG12です。→保護者の方へ

メモ帳

Mastodon
Tumblr更新は終了しましたが保存として置いておきます