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未来読みのタブー。死期を読む

占星術で記事を書く時に私がいつも怯えているのは、未来について触れること。
見当違いのことを書いて混乱させてはいけないと思うし、かと言って当たれば当たったで恐ろしい。
日本に「扇動罪」に相当する法律はないのだけど、海外なら罰せられることもあるからね。
しかし海外のほうがマンデーン(国家・公の情勢を予測する占星術)が盛んだという不思議。特にアメリカなどは訴訟国家だから責任を問われて多額賠償請求されないのだろうか、他人ごとながらヒヤヒヤする。

THE小心者。
これぞ壁宿的性格。笑

そんな海外の有名占星術家のマンデーンを読むと、かなり堂々とはずしていて悪びれていないのは凄いと思う。(もちろん大枠は、合っているのだが)
最近のテレビで活躍している天気予報士たちを見るよう。
はずしているからこそ、あまり敵視されず刑法罰を受けることはないのだろうと思うが。


先日も私は、『冥王星は、前世でログアウト(死亡)した月日かもしれない説 』の記事中、冥王星が出生の太陽にクリーンヒットしたときに死亡した例を挙げた。
この記事を読み、
「冥王星がネイタル太陽に接近してきて通り過ぎた時が、寿命」
と思い込んでしまう人がいるのではないかと少々悩んだ。

占星術で最大のタブーは、死期を予測することではないかと思う。
だから人が死んだときの星の動きはむやみに言うべきではないと考えているのだが、上記事は話の都合上、言うしかなかったな。スミマセン

冥王星が太陽上を通過したからと言って100%全ての人が死ぬわけではない。
……と言ってもなかなか理解されない。
占星術は必ず実行されるプログラム言語のようなものだと思う人が多い。掲示板などでは皆さん、わっと短絡的に算数公式へ飛びついて騒ぐので恐ろしい。

詳しく解説

私が思うに。
占星術のチャート上に表れる、
「この星回りならこうなる」
というプログラムは算数的に100%実行されるわけではない。
たとえば冥王星など、マレフィックな星が通過する時は確かに危ない。
しかしそれは、たとえるなら死と再生のための「土壌」が醸成される時である、というだけに過ぎない。
そこで予め寿命と決まっていた人は死ぬのだろうし、まだ寿命が来ていない人は人生の再起動を迫られるだけだろう。
いずれにしても健康や身の回りに注意すべき時、改善の時であることは確かなのだが、過剰に恐れて仕事を辞めたりするのは愚かなことだ。「土壌」は種がなければただの「土壌」に過ぎず、マレフィックが無関係に過ぎる可能性だってあるのだから。
以上。

結局、細か過ぎる未来予測は無意味で弊害しかないと思ってしまう。
私がトランジット・プログレスを日々追うのが嫌いなのはこういう理由から。

毎日追っていると実際、疲れるしね。
それこそ奇門遁甲にはまっている人のように、「今日は東の方向から出勤しなければ」と言って遠回りする“痛い人”になってしまう。

ああ、“痛い人”などと言って、すみません。
私が言うのも何だな。


関連する余談

過去記事を整理するため眺めていて、再びこんな引用に目が留まった。
再引用。
諸葛均:兄は長年天文に打ち込んでいて、天下の情勢も人の行く末も星を見て知るんです。兄独特の見方があって本当に不思議なほど当たるんです。 pic.twitter.com/JxpftC6OyE
— 人形劇三国志lover_bot (@puppet_sangoku) 2016年12月22日


>天下の情勢も人の行く末も星を見て知るんです。兄独特の見方があって本当に不思議なほど当たる

ううーん、それはどうなんだろう?笑

先日、私も米国と北朝鮮の行く末について
「調停者がいる。鍵はC国」
と書いた。
頭では「今さらCが調停でもないんじゃない?」と思っていたのだが、サビアンで繰り返し「C」のキーワードが出て来るからそう書いたのだった。
結局、どうなのかは分からない。
あの時期はCが邪魔(≒曲りなりにも調停)したために、今の膠着状態があるのかもしれない。


などと占星術的観点から言えるのは、責任ない立場だからだ。
責任がある立場の人はやってはいけないことでしょう。

やはり星での未来読みはタブーな世界。
自分は今、ネットの片隅でタブー世界に片足の先を入れているなと思う。
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