~について(基本的な考え方)

    「有名税」と受忍限度

    久々に堀江氏のツイートで軽く炎上しているのを見かける。

    上の発言で私が引っ掛かるのは、「歌手とかタレント、モデルの子」たちから「俺は応援されている」と自慢しているところ。本当なのか?と疑ってしまうし、もし本当だとしたら少々不快に感じる。最近はお金儲けが好きな人が多いから、仕方ないとも思うが。(いずれにしろ、どうでもいい)

    しかしコメント(リプ)を見ると、皆さんそこに反発しているのではなくて、「有名人たちが何も本当のことを言えないと悩んでいる」というところが気になっているらしい。

    一般人:「有名人には有名税があるんだから何を言われてもやられても耐えるべきだ」
    VS
    有名人:「有名人も普通の人間だから人権がある。プライベートでは普通の人間として生きたい。発言も自由にしたいし放っておいて欲しい」
    の構図か。

    頻繁にこのバトルでネットは盛り上がるね。
    こういう訴えをした有名人たちは必ず徹底的に叩かれる。叩いている人たちは一般人としてのやっかみもあるのだろうし、日ごろネットで芸能人の悪口を書きまくっているから保身目的でもあるのだろう。

    私はどちらの意見に賛成か? と言うと、有名人のほう。(私自身は一般人だけど)

    皆さん曰く、
    「芸能人たちは自分で有名になろうとしてデビューしたんだから、ある程度の不自由は“有名税”として我慢すべきだ」
    というのも分からなくはない。
    だけど皆さん、あまりにも有名人に対する扱いが酷過ぎるよ。

    人としての最低限の道義を守らない、酷過ぎる悪口をネットに書き込まれるのは当たり前。
    道を歩いていても、喫茶店に入っても監視されている。プライベートが全くない。
    不倫しただの何だのとプライベートで問題があれば、メディアは自宅へ殺到して取材攻撃をかける。そして連日テレビで悪口を言い続け、社会的に処刑する。それは信じ難く圧倒的な暴力で、人権を徹底的に破壊する行為。

    「有名税」などと言うが、とうてい釣り合わない。
    人間として耐え得る限度(受忍限度)を遥か遥かに超える精神的虐待だ。

    自分がそういう目に遭ったらどんな気持ちになるか。生涯、どこにも逃げ場がなくプライベートを完全に失う拷問の日々を「有名税」と呼んで喜んで受け入れられるのか?
    なんて、想像することもできない人たちが有名人の悪口を書き込んでいるのだろうけどね。
    と言うより相手を苦しめていることが分かっているからこそなおさら、楽しくてたまらないのだと思うが。

    て、一般人の私が有名人を擁護しても説得力ないな。笑

    以下は妄想語り。要注意。

    (記事分けました)
    続き>>「有名税」と受忍限度2

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