2018
Jan
20
-
サイデリアル方式の占星術、筆者サンプルで詳細検証
※3/17 パスワードなしでお読みいただけるよう公開しました。個人情報が含まれるため悪用はしないでください
占星術の記事、お待たせしてしまい申し訳ありません。
ここでは去年末から考えている
「インド占星術(またはサイデリアル計算でのハウス占星術)は当たるのか?」
というテーマについて、筆者をサンプルにもう少し詳細に考えてみます。
延々と自分の話ばかりしているようで恐縮です。プライベートまで詳しく分かっていて、なおかつ自由に使えるサンプルが他にないので。
参考サンプル★要パスワードです トロピカルでの筆者ネイタルホロスコープ
なお、この記事に書いたことが万人に当てはまる結論とは考えないでください。
『サイデリアルか、トロピカルか問題(再考)』で書いた通り、トロピカルよりもサイデリアルのASCのほうが激しく当たっている、と感じる人は実在するようです。
筆者の鑑定経験の実感としてはサイデリアルが当たる方は少数だと思われますが、このような方の感覚も排除しないようご注意ください。実在するということは、何らか理由があるのです。
同じように「サイデリアルが現実の星座だから絶対に正しい。当たっていないならお前が性格を直せ」などと強要しないでください。(←インド占星術の専門家にこのような決めつけをする方が多かった)
では実例で検証してみます。
〔目次〕
・ベース性格:アセンダント
・最も強い影響を受けている惑星
・生涯の運勢
・ハウスに入る惑星
・まとめ
ベース性格については他記事で詳しく検証しましたので、省略します。
検証した記事 ⇒サイデリアルか、トロピカルか問題
(補足。筆者に少々山羊座っぽく見える行いがあるのは、ドラゴンヘッドが山羊座にあるためと思います。ヘッドは過去世の行いであり性格ではありません)
少なくともベース性格について、私は明らかにサイデリアル派の人間ではないと結論付けられます。
アセンダントサインを「性格」と表現することに反発を覚えるインド占星術の方へ、『サイデリアルか、トロピカルか問題(再考) 』の追記をご参照ください
インド占星術によれば、私のホロスコープで最も強い惑星は「火星」だそうです。
オンライン自動占いと、プロの占い師の方に鑑定していただいた解釈を総合すると、インド占星術で私はこのような人間ということになるそうです。
「勇猛果敢さ」、「明るさ」、ほんの僅かでもいいから欲しい。私はよく、「勇気がない」ことが最大の欠点と言われる(もちろん今世で現状として言われることです)。
また「繊細過ぎて面倒」と言われることも多いです。
「単純明快で悩みはない」ような性格は羨ましいな、と心から思います。バカにしているわけではなく。現実、常に何事か考えていて、悩みがない日はない私です。
筆者のネットにおける文章では「誰に対しても喧嘩を売っている」、ように見えることはあるかもしれません。これは、西洋占星術でも水星×火星のアスペクトに表れていると思います。ただし、喧嘩は言葉だけに限ります。現実の職場等で他人とトラブルを起こしたことはほとんどありません。
また、水瓶座は本来、率直な星座です。正直に意見してしまうと相手が勝手に怒り出す、ということはよくあります。私自身は喧嘩を売るつもりは全くなく、相手のためを想って言うのですが。その「相手を想う」気持ちが「上から目線」に見えるようです。
たいていの人は意見されること、アドバイスされることを嫌うらしい。現在または前世の職業柄(軍略家・補佐役)、私にはアドバイス癖が身に付いています。このためついアドバイスしてしまい、怒られ嫌われます。ただ一方的に嫌われるだけで、大きなトラブルにまで発展したことはありませんが。
インド占星術によれば私は、生涯を通して不運に見舞われる運勢、だそうです。まとめます。
「不運も過去世のカルマだから粛々と受けるべき」と仰られるのは妥当かと思います。私は戦争の罪を負う者ですから。
今世、あまり恵まれない人生であったことは確かです。
何をやっても報われないことも事実。
が、「トラブル」さえ起きない平穏な人生であった、というのが現実です。
幼い頃の家庭は確かに荒れていて(とは言え家柄は良い)、父の母に対する暴力も若干あったようですが、私自身は全くの無傷です。
それどころか、父は子煩悩な人だったため溺愛され可愛がられていました。父に会えた回数は少ないものの良い思い出しかない。
ご指摘の、「最も不幸だった」時期に私は結婚しています。
貧乏ではありましたが、精神的には幸せの絶頂期です。
もちろん何らトラブルはありませんでした。インド占星術師さんたちの解釈とは真逆で、その時期は私の人生の中で最も幸福でした。
今も、取り立てて目立つようなトラブルは無し……。
若干ネットでストーカーに遭ったり、我がままな女性から罵詈雑言を投げつけられたり、という程度(笑)ですね。そんなものは世の中で起きていることに比べれば、たいしたトラブルではない。これをトラブルと呼んだら怒られます。
大病を患ったり、事故に遭ったりしている人に比べれば、今世は何て穏やかな人生だろうと思います。もちろん前世に比べても遥かに穏やかです。何かに保護されているかのようです。
なお、西洋占星術で見ますと、ネイタルは確かに一見悪い運勢に見えるかもしれません。
月と太陽のオポジションは占星術家が最も不幸になると断じるアスペクト。何よりここまでの多重YODはあまりないので、恐ろしいですね。他にも一般に事故や殺害で死ぬことを表すとされる象徴あり。
さらにアスペクトの尋常ではない形を見ても、絶対、「とてつもない不幸に遭う宿命」としか思えません。
しかしよく分析すればトラインとセクスタイルのほうが多いので、さほど不幸とは言えないと分かるのではないでしょうか。教科書通りに解釈すると何があっても最終的には救われるようです。
経過・進行を見ても、さほど悪いとは言えないと鑑定できます。
おそらく絶妙なバランスで、不運と幸運の調整が取れて保護されています。
なので、現実にはフラットで何事も起きない人生となっている。これを私は自分で、「封印」の状態と呼んでいます。
それにしても西洋占星術では、インド占星術のようにあまり「不吉」「不運」と断じる鑑定はしないですね。
そもそも運勢だけで人生を語ることはありません。
誰にとっても、「成功」「幸福」の価値基準は同じではないからです。
出世しない人生、つまり世俗的な価値観では「不運」と断じられる運勢であっても、本人にはそれが幸福だったりする場合もあるのでは。今の私のように。
※前に書いた通り、インド占星術では前世・今世・来世の三世にまたがる視点をもつため高度な鑑定が可能だと思います。ただ運勢を語ることだけに偏り過ぎると「成功」の価値観が画一化し(金儲けと出世だけが幸運とする価値観)、個性に合った鑑定が難しくなると思います。インド占星術と西洋占星術の良いところを併せた鑑定ができるようになるといいのかもしれません。
サイデリアルで見る占星術では、ハウスに何の惑星が入るかが重要視されるそうです。
このハウス計算こそサイデリアルの醍醐味。西洋占星術と約一ハウスずれるため、「当たる人は激しく当たる」と感じる理由。
逆に言えば、サイデリアル派ではない人は「激しく当たらない」と感じる理由ともなります。
以下が私のサイデリアルでの各ハウスに入る惑星、分析です。
なお、インド占星術だと天王星以遠がなくなるため西洋占星術でハウスをずらして計算してみます。サイデリアルは慣れないので、間違っていたら教えてください。
分析。
神秘的な体験をし、その体験をもとにブログやサイトを運営している筆者としては、カルミネート海王星(強)のほうが自分らしいと思うのですがね。サイデリアルで、MCから海王星がこれほど離れるのは実人生と違い過ぎる。
またトロピカルの8室が強いほうが死後世界に関わる生き方として妥当。
あと、6室で病気を見るのが分かりやすいと思うのですが、これも(コッホで見た場合)トロピカルのほうが当たっている裏付けになりますかね。※トロピカルのコッホでは6室に水星となる。筆者の病は「神経が原因の腸の病」で、現実と符合する。参照:罹りやすい病をホロスコープで分析する
サイデリアルで6室に土星というのは、今の私は現実として「重責」にないので違う印象です。
それから上でも書いた通り、12室に木星がないと今の私の「保護されている」感ある人生に、占星術では説明がつけられないと思います。
もし世の中にサイデリアルの占星術しか存在しなければ、私は「全ての占いは当たらない」と断じて、今こうして占星術の記事など書いていないでしょう。
……他にも細かいことはありますが、これ以上は分析する必要はないかと思います。
この通り、少なくとも私というサンプルではサイデリアルは当たっていないようです。なんだかサイデリアルで占いをやられている方には申し訳ない限りです。
しかし現実の病気についても明白な結果が出ていますので、さすがに「トロピカルが当たるなんて思い込みに過ぎない!」と言えないのでは?と思います。
冒頭でも書いた通り、サイデリアルのほうが激しく当たるという人は実在するようです。
だからサイデリアル西洋占星術や、インド占星術などを完全否定しないでください。
ただ、サイデリアル派の方々には、トロピカルで当たっている人間がこうして現にいることもどうか認めていただきたいです。
(サイデリアル派の人たちは頭ごなしで、「トロピカルは絶対の絶対に間違い!」と言い切り押し付ける人が多いので困ります。西洋占星術の太陽中心主義者も同じですが)
前に書いたことを繰り返しておくと。
おそらく世の中には、サイデリアルで当たる人・トロピカルで当たる人と二派いるのだと思います。
そして自分が当たると感じたほうの占星術に惹かれ、そちらを学習していくことになるのではないでしょうか。
ですから結論として、これからも私は実在するトロピカル派の人々のために、トロピカルで西洋占星術サイトを運営していきます。
/占星術師の方へ: サイデリアル派とトロピカル派、二種類いるとしたら「どちらで占うべきか分からない」と思われるかもしれません。まさか予め性格を伺ってから、アセンダントでどちら派なのか推測するなどということはできませんし。(筆者のようにただのサイト運営者なら可能でしょうが、お仕事でしたら不可能なこと。そもそもお客様はご自分の性格を分析したくて占いを依頼するわけなので)
私は、占星術師の方々はご自分の従う計算方式で占えば良いのではと思います。それで当たるか当たらないかはお客様が判断すべきこと。当たっていると思えばその占いのリピーターとなるでしょうし、学習のきっかけにもなることになるでしょう。
何にでも人により「はまる・はまらない」があります。そもそも、占いとはそういうものでは?
ただ、マンデーンで政策のために予測として使う場合は難しいですね。今のところ海外の占い師はトロピカルでマンデーンされていて、実効力があるようですが。
>>関連記事。ご質問の回答「サインについて」など
占星術の記事、お待たせしてしまい申し訳ありません。
ここでは去年末から考えている
「インド占星術(またはサイデリアル計算でのハウス占星術)は当たるのか?」
というテーマについて、筆者をサンプルにもう少し詳細に考えてみます。
延々と自分の話ばかりしているようで恐縮です。プライベートまで詳しく分かっていて、なおかつ自由に使えるサンプルが他にないので。
参考サンプル★要パスワードです トロピカルでの筆者ネイタルホロスコープ
なお、この記事に書いたことが万人に当てはまる結論とは考えないでください。
『サイデリアルか、トロピカルか問題(再考)』で書いた通り、トロピカルよりもサイデリアルのASCのほうが激しく当たっている、と感じる人は実在するようです。
筆者の鑑定経験の実感としてはサイデリアルが当たる方は少数だと思われますが、このような方の感覚も排除しないようご注意ください。実在するということは、何らか理由があるのです。
同じように「サイデリアルが現実の星座だから絶対に正しい。当たっていないならお前が性格を直せ」などと強要しないでください。(←インド占星術の専門家にこのような決めつけをする方が多かった)
では実例で検証してみます。
〔目次〕
・ベース性格:アセンダント
・最も強い影響を受けている惑星
・生涯の運勢
・ハウスに入る惑星
・まとめ
ベース性格:アセンダント
ベース性格については他記事で詳しく検証しましたので、省略します。
検証した記事 ⇒サイデリアルか、トロピカルか問題
(補足。筆者に少々山羊座っぽく見える行いがあるのは、ドラゴンヘッドが山羊座にあるためと思います。ヘッドは過去世の行いであり性格ではありません)
少なくともベース性格について、私は明らかにサイデリアル派の人間ではないと結論付けられます。
アセンダントサインを「性格」と表現することに反発を覚えるインド占星術の方へ、『サイデリアルか、トロピカルか問題(再考) 』の追記をご参照ください
最も強い影響を受けている惑星
インド占星術によれば、私のホロスコープで最も強い惑星は「火星」だそうです。
オンライン自動占いと、プロの占い師の方に鑑定していただいた解釈を総合すると、インド占星術で私はこのような人間ということになるそうです。
勇猛果敢な豪傑タイプ。単純明快で悩みはない。繊細さが全くなく、あまり深く物を考えないが、「勇気」と「明るさ」だけは人一倍ある。何に対しても激しい情熱を持ち、すさまじいエネルギーで立ち向かう。喧嘩っぱやくて誰にでもすぐ争いを吹っかけるため、トラブルになりやすい。ただ明るい性格で許されることはある。笑 ……ってしまうのは悪いけど、完全に真逆で驚いてしまいました。すみません。
「勇猛果敢さ」、「明るさ」、ほんの僅かでもいいから欲しい。私はよく、「勇気がない」ことが最大の欠点と言われる(もちろん今世で現状として言われることです)。
また「繊細過ぎて面倒」と言われることも多いです。
「単純明快で悩みはない」ような性格は羨ましいな、と心から思います。バカにしているわけではなく。現実、常に何事か考えていて、悩みがない日はない私です。
筆者のネットにおける文章では「誰に対しても喧嘩を売っている」、ように見えることはあるかもしれません。これは、西洋占星術でも水星×火星のアスペクトに表れていると思います。ただし、喧嘩は言葉だけに限ります。現実の職場等で他人とトラブルを起こしたことはほとんどありません。
また、水瓶座は本来、率直な星座です。正直に意見してしまうと相手が勝手に怒り出す、ということはよくあります。私自身は喧嘩を売るつもりは全くなく、相手のためを想って言うのですが。その「相手を想う」気持ちが「上から目線」に見えるようです。
たいていの人は意見されること、アドバイスされることを嫌うらしい。現在または前世の職業柄(軍略家・補佐役)、私にはアドバイス癖が身に付いています。このためついアドバイスしてしまい、怒られ嫌われます。ただ一方的に嫌われるだけで、大きなトラブルにまで発展したことはありませんが。
生涯の運勢
インド占星術によれば私は、生涯を通して不運に見舞われる運勢、だそうです。まとめます。
生まれた家庭は劣悪な環境で、暴力を振るわれたこともあるだろう。絶望的な鑑定過ぎて笑うしかない。しかも救われる方法はお祈り以外にないと仰る。苦笑
特に二十歳~三十歳がとても悪く、不幸だったはず。
今も最悪の運勢の真っ最中で、トラブルが連続して起こる。
晩年まで一切救いはない。
「不運も過去世のカルマだから粛々と受けるべき」と仰られるのは妥当かと思います。私は戦争の罪を負う者ですから。
今世、あまり恵まれない人生であったことは確かです。
何をやっても報われないことも事実。
が、「トラブル」さえ起きない平穏な人生であった、というのが現実です。
幼い頃の家庭は確かに荒れていて(とは言え家柄は良い)、父の母に対する暴力も若干あったようですが、私自身は全くの無傷です。
それどころか、父は子煩悩な人だったため溺愛され可愛がられていました。父に会えた回数は少ないものの良い思い出しかない。
ご指摘の、「最も不幸だった」時期に私は結婚しています。
貧乏ではありましたが、精神的には幸せの絶頂期です。
もちろん何らトラブルはありませんでした。インド占星術師さんたちの解釈とは真逆で、その時期は私の人生の中で最も幸福でした。
今も、取り立てて目立つようなトラブルは無し……。
若干ネットでストーカーに遭ったり、我がままな女性から罵詈雑言を投げつけられたり、という程度(笑)ですね。そんなものは世の中で起きていることに比べれば、たいしたトラブルではない。これをトラブルと呼んだら怒られます。
大病を患ったり、事故に遭ったりしている人に比べれば、今世は何て穏やかな人生だろうと思います。もちろん前世に比べても遥かに穏やかです。何かに保護されているかのようです。
なお、西洋占星術で見ますと、ネイタルは確かに一見悪い運勢に見えるかもしれません。
月と太陽のオポジションは占星術家が最も不幸になると断じるアスペクト。何よりここまでの多重YODはあまりないので、恐ろしいですね。他にも一般に事故や殺害で死ぬことを表すとされる象徴あり。
さらにアスペクトの尋常ではない形を見ても、絶対、「とてつもない不幸に遭う宿命」としか思えません。
しかしよく分析すればトラインとセクスタイルのほうが多いので、さほど不幸とは言えないと分かるのではないでしょうか。教科書通りに解釈すると何があっても最終的には救われるようです。
経過・進行を見ても、さほど悪いとは言えないと鑑定できます。
おそらく絶妙なバランスで、不運と幸運の調整が取れて保護されています。
なので、現実にはフラットで何事も起きない人生となっている。これを私は自分で、「封印」の状態と呼んでいます。
それにしても西洋占星術では、インド占星術のようにあまり「不吉」「不運」と断じる鑑定はしないですね。
そもそも運勢だけで人生を語ることはありません。
誰にとっても、「成功」「幸福」の価値基準は同じではないからです。
出世しない人生、つまり世俗的な価値観では「不運」と断じられる運勢であっても、本人にはそれが幸福だったりする場合もあるのでは。今の私のように。
※前に書いた通り、インド占星術では前世・今世・来世の三世にまたがる視点をもつため高度な鑑定が可能だと思います。ただ運勢を語ることだけに偏り過ぎると「成功」の価値観が画一化し(金儲けと出世だけが幸運とする価値観)、個性に合った鑑定が難しくなると思います。インド占星術と西洋占星術の良いところを併せた鑑定ができるようになるといいのかもしれません。
ハウスに入る惑星
サイデリアルで見る占星術では、ハウスに何の惑星が入るかが重要視されるそうです。
このハウス計算こそサイデリアルの醍醐味。西洋占星術と約一ハウスずれるため、「当たる人は激しく当たる」と感じる理由。
逆に言えば、サイデリアル派ではない人は「激しく当たらない」と感じる理由ともなります。
以下が私のサイデリアルでの各ハウスに入る惑星、分析です。
なお、インド占星術だと天王星以遠がなくなるため西洋占星術でハウスをずらして計算してみます。サイデリアルは慣れないので、間違っていたら教えてください。
分析。
神秘的な体験をし、その体験をもとにブログやサイトを運営している筆者としては、カルミネート海王星(強)のほうが自分らしいと思うのですがね。サイデリアルで、MCから海王星がこれほど離れるのは実人生と違い過ぎる。
またトロピカルの8室が強いほうが死後世界に関わる生き方として妥当。
あと、6室で病気を見るのが分かりやすいと思うのですが、これも(コッホで見た場合)トロピカルのほうが当たっている裏付けになりますかね。※トロピカルのコッホでは6室に水星となる。筆者の病は「神経が原因の腸の病」で、現実と符合する。参照:罹りやすい病をホロスコープで分析する
サイデリアルで6室に土星というのは、今の私は現実として「重責」にないので違う印象です。
それから上でも書いた通り、12室に木星がないと今の私の「保護されている」感ある人生に、占星術では説明がつけられないと思います。
もし世の中にサイデリアルの占星術しか存在しなければ、私は「全ての占いは当たらない」と断じて、今こうして占星術の記事など書いていないでしょう。
ハウス表は省略 筆者ホロスコープページ(要パス)、「次ページ」参照
まとめ
……他にも細かいことはありますが、これ以上は分析する必要はないかと思います。
この通り、少なくとも私というサンプルではサイデリアルは当たっていないようです。なんだかサイデリアルで占いをやられている方には申し訳ない限りです。
しかし現実の病気についても明白な結果が出ていますので、さすがに「トロピカルが当たるなんて思い込みに過ぎない!」と言えないのでは?と思います。
冒頭でも書いた通り、サイデリアルのほうが激しく当たるという人は実在するようです。
だからサイデリアル西洋占星術や、インド占星術などを完全否定しないでください。
ただ、サイデリアル派の方々には、トロピカルで当たっている人間がこうして現にいることもどうか認めていただきたいです。
(サイデリアル派の人たちは頭ごなしで、「トロピカルは絶対の絶対に間違い!」と言い切り押し付ける人が多いので困ります。西洋占星術の太陽中心主義者も同じですが)
前に書いたことを繰り返しておくと。
おそらく世の中には、サイデリアルで当たる人・トロピカルで当たる人と二派いるのだと思います。
そして自分が当たると感じたほうの占星術に惹かれ、そちらを学習していくことになるのではないでしょうか。
ですから結論として、これからも私は実在するトロピカル派の人々のために、トロピカルで西洋占星術サイトを運営していきます。
/占星術師の方へ: サイデリアル派とトロピカル派、二種類いるとしたら「どちらで占うべきか分からない」と思われるかもしれません。まさか予め性格を伺ってから、アセンダントでどちら派なのか推測するなどということはできませんし。(筆者のようにただのサイト運営者なら可能でしょうが、お仕事でしたら不可能なこと。そもそもお客様はご自分の性格を分析したくて占いを依頼するわけなので)
私は、占星術師の方々はご自分の従う計算方式で占えば良いのではと思います。それで当たるか当たらないかはお客様が判断すべきこと。当たっていると思えばその占いのリピーターとなるでしょうし、学習のきっかけにもなることになるでしょう。
何にでも人により「はまる・はまらない」があります。そもそも、占いとはそういうものでは?
ただ、マンデーンで政策のために予測として使う場合は難しいですね。今のところ海外の占い師はトロピカルでマンデーンされていて、実効力があるようですが。
>>関連記事。ご質問の回答「サインについて」など
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