先日『サイデリアル問題』のご質問で、サビアンシンボルにも触れられていたので。
筆者ホロスコープページに、サイデリアルサインでのサビアンシンボル分析も追加しておきました。
サイン度数はインド占星術のホロスコープによります。
インド占星術で計算しながら「サビアンシンボル」で分析するのは奇妙に思われるでしょうが、トロピカルとの比較のためにやってみました。
結果、やはりサイデリアルサインだとシンボルのほうも意味不明で全体の筋が通らなくなり、私には合わないな……という印象です。申し訳ない。
ただ不思議なことに一つだけ、アセンダントのシンボル
山羊座22度 『敗北を優美に認める将軍』
だけは前世~今世の私の心境に近いと言えます。
あまり堂々と告白すべきことではないのですが、実は内心
「我々は現実の戦闘に敗北することで、精神的な勝利を得た」
と思ってきました。
たぶん負け惜しみにしか聞こえないでしょう。しかし歴史の結果を眺めるとあながち間違ってはいないのでは?
むろん、山羊座は私の性格を全く表していないし、他のシンボルも何一つ私の現実と掠りもしていないので私が「サイデリアル方式で生きていない」ことは確かです。
ただ、もしかしたらサイデリアルのアセンダントにだけは、「過去の結果」が投影されているかもしれないですね。
トロピカル派にとって、トロピカルASCが動きのある現実だとすれば、サイデリアルのASCは時間軸の少しずれた固定された場なのかもしれない。喩えるなら、旧式写真のフィルムのようなものか?
取り留めのない思いつきに過ぎませんが、サイデリアルも真相に触れる何かがあるようだと感じました。
単なる偶然だったら、すみません。