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ヴィーガンや糖質制限を眺めれば、確かに人類は末期と思える

堀江氏が最近、ヴィーガンと戦っているらしい。
昔からこの人のことがあまり好きではなかったのだが、最近は極端さが抜けたせいか少し共感することが増えたかな。
ヴィーガンについては、完全に同意。

※ヴィーガン: ビーガン。ベジタリアン以上に徹底した菜食で、卵や乳製品まで摂取しない主義者のこと。



>迷惑だ。

全く同意。
迷惑どころではなく、子供に強要したら生命に関わるんだ。いい加減にしろよと思う。

一見、真逆の主張をしているように見える「糖質制限信奉者」たちも完全に同類と言える。
糖質制限信奉者たちはヴィーガンと正反対に
「人類のDNAは肉食である。穀物は毒物だからやめろ、野菜も糖質が多いからやめろ。肉や乳製品だけ食べていれば生きていける。痩せて健康になる!」
と主張する。
対立しているようだが、どちらも極端で単純過ぎる健康法に洗脳されていることでは同じ。

まあ、ヴィーガンさんの意見
これはある程度正しいはずだし、過剰な肉食を推進して地球上の動植物を絶滅させても平気、と言う自己中心的な糖質制限者よりはいくらかマシだと思うが。

ヴィーガンさんが地球資源のため、自分一人が不健康になるだけなら見上げた行いだと私は思う。
その代わりタンパク質欠乏で体調が悪くなっても病院には行かないで欲しい。国家の医療費負担が増えるのは迷惑だ。
それから、幼い子供や家族には絶対に強要しないで欲しい。
特に子供へ強要した結果、子供が体調を悪くした場合は児童虐待に当たり、犯罪となる可能性もある。

“地球に優しくしたい”と仰るヴィーガンさんたちは、その気持ちがあるなら、どうして目の前の努力から始めないのだろう。
極端な食事を実行する前に、環境のためにできることは山ほどあるでしょう。
日本などの先進国の人々が肉食を適度に控える・お菓子などを貪らない・廃棄する食材を減らす……等々ということを心がけるだけで、かなり地球環境は改善されるはずだが。
それと、人間たちは死んだ後、お借りした体を地球へお返しすることが必要。
地上で最も増えた動物である人間が、遺骨を骨壺などに閉じ込めるから地球の資源が枯渇する。
人間の死後は鳥葬が理想だが、衛生面から難しいならせめて樹木葬を普及させるべきでは。

(あと、 前も書いた通り私がヴィーガンを生理的に受け付けないのは、「動物は殺してはダメで植物は殺していい」と思っているところ。その生命に対する差別は何なのだ)

>ホリエモンの「ヴィーガンはまじで健康に悪いと思う」って発言に対して、文教大学健康栄養学部の専門家は「栄養学的根拠ない、思い込み」と言っている。

何故こういう、危険性を無視する「専門家」がいるのだろうね。無責任過ぎる。
そしてそんな「専門家」を無条件に信じる人々。
糖質制限を信奉する人たちも全く同じ。
肉食制限と糖質制限、正反対なのにどちらも狂信的で異常に楽観的な態度は同じだから恐ろしい。

*

「ヴィーガンは完全に健康的だ!」
「糖質制限は…(以下同文)」
などという信者の屁理屈はどうでも良いし、正直、聴く気も起こらない。

そう告げたら、糖質制限の信者さんに
「あなたは上から目線だ!」「傲慢だ!」
と罵倒されたわけなのだが。 
当ブログ記事では、この辺りで書いた事件

細かい議論をすればきりがない。
ヴィーガンに関しては、人間には動物性タンパク質からしか摂取できない必須アミノ酸があるという話を知って欲しい。
糖質制限には、腎臓などの臓器負担による障害や、心筋梗塞、ケトン体中毒など死に直結する危険な話が山ほどある。特に、幼い子供が保護者から糖質制限を強いられ、アセトン血性嘔吐症を起こし救急車で運ばれる事態がよく起きている。(幼い子は通常の食生活をしていても自家中毒症を起こしやすい。そんな幼児に糖質制限は危険極まる)参考:今改めて、糖質制限を考える。「何事もバランス良く」がこの世の真実/アセトン血性嘔吐症について等
でもこんな話をしたところで、全て「専門家」と称する肩書ある人たちによる奇妙な説を持ち出して否定することが分かっている。

信者となってしまった人はどうにもならない。
何を言っても聴く耳がないのだから、もはや法律で取り締まるしかないのでは? 子供や家族に強制した場合などは。


それにしてもここまで極端で奇妙な健康法が流行り始めると、人類はもう「末期」なのだと感じる。
体の末期と言うより、心の末期だ。
不安で不安で仕方がなく、心の拠り所がないので、何か一つの主義を信じてすがりたいのだろう。
その信仰の実行は、単純で極端であればあるほど信心を強めて本人にとっては「希望」と思えるらしい。

 それともう一つ、欲が原因。⇒目に見えない欲にはまる人々へ。貪らず、まっとうに生きて欲しい

「糖質は悪魔!」と言って戦うか、
「採食は希望!」と言って信じるかの違いはあるが、どちらも過去に宗教が信者へ強いてきたことと同じ。
たとえばキリスト教などが担ってきた心の麻酔を、現代では奇妙な健康法が代わりに担っているらしい。
しかし人間を破滅させる危険度では、これらの健康法は過去の宗教を凌ぐ。

幼い子たちが犠牲となっている。
この子たちが障害を抱えて成長する十年後にはもっと悲惨な状況になるだろう。
堀江氏などの著名人が声を上げてくれるのも有難いが、国家が対処すべき事態だと思うね。


当ブログ他記事より転載
遺骸から目を背けることは失礼だと思うのは、人間でも、動物でも同じ。
よくテレビ番組で動物の解体映像を流す前に「ショッキングな映像が流れます」と断り書きを出すが、いったい何が気持ち悪くてショッキングなのだろうと腹立たしく思います。自分と同じ生き物の遺骸だろうがと思う。

なので、これは余談ですが
「動物を殺すのは残酷だから反対!」
などと言ってベジタリアンやビーガンになる人たちが私はあまり好きではありませんね。
彼らは命への尊厳を誤っている。
生きていることは既に他者の命をいただいているということになる、その事実を認めない意識がとても苦手です。
「動物は殺してはいけなくて植物は殺していい」と思っていること自体、命に対する差別だし、本当に命の尊厳を踏みにじるということだと感じます。
(この地上に存在する限り命をいただいて生きていくしかない。その事実を認めて、いただく動物や植物に深く感謝せねばならないと思う)

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