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身体が動かなかった記憶。「うつ病の人にガンバレと言ってはならない理由」に頷く

こちらのツイートに納得。

前に、『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』を上げていた方か。
あれは衝撃だった……。(我がこととして理解した自分自身にも衝撃を受けた……)
なんと30万リツイートもされていたのだね。同じ経験をされた方がどれだけ多かったか。

今回のマンガより。※箇所は当ブログ筆者の補足文
(※神経が切れたかのように動けないのは)「やる気がない」ではなく「やる気をエネルギーに変換する機能(エンジン)が壊れている」

ここで、エンジンの故障に気付かず「供給(やる気)が足りない」と勘違いし、(ガンバレなど叱咤激励すると)えらいことになる
(※心が破壊され、たとえば自殺などに追い込まれる)

一番よくないのは自分で自分に「供給」しちゃうことなので → 自分でやってしまうと逃げようがない
焦りや後悔はとりあえず後回しに

本当にその通り。

私は今の人生でここまでの鬱状態となったことはないし、過労自殺しかけたこともない。
でも深く理解できるのだよね。何故か。

記憶として浮かんでくるんだよ、自分が動けなくなったあの頃のことが。
私の場合は周囲から神様扱いされプレッシャーをまともに背負い、自分自身でも延々と自分を責め続けた。その結果として動けなくなった。
文字通りに身体が鉛のように重くなり、椅子から立ち上がることさえできなくなったのだった。
そんなことが現実にあるとは信じられないだろう、経験がないと。
(私も若い頃は自分のイメージを信じていなかったのだけど、大人になってから鬱病になった人たちの実体験を聴いて、「あのようなことが現実にあるんだ」と知って血の気が引いた)

「椅子」は現代モチーフが投影され変換された景色かもしれない

人間の身体はまるで機械のようだ。
心(魂)によって脳がうまく機能しなくなり、肉体を動かすエネルギーがストップされ、現実に身体を動かすことができなくなってしまう。
脳内ホルモンの仕組みなどでそのことは次第に明らかとなってきているけど、この現代であっても周囲の人々に「現実に動けない」という事実は伝わらない。
単にサボっているだけに見えてしまうのだから、難儀だ。

周囲の理解を求めることもまたストレスになる。
だからどうか、逃げることを自分で自分に許してね。
死ぬしかないという状況になる前に。

自分の心を救わずに自殺してしまうことは不幸なことだ。
(それで死後に神様から罰を受けるなどということはない。でも愛も感謝も感じ取ることのない心の状態に閉じ籠もったままとなるのは不幸と言える)

あの時の私は若い人の純粋さに救われた。でも救いを受け取ったのは自分自身だった。結局、愛情に気付いて感謝した自分の心で自分を救ったということになるのだと思う。
それで自殺せず、逃げることもせずに皆様ご存知の通りの結果を選んだ。ハッピーエンドとは言い難いかもしれない。でもあれは自分で選んだ結末。
私の心は救われていた。

最終的には、自分を救うのは自分しかいない
これだけは本当だから覚えておいて欲しい。
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