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Q.もしもテイルが示す方角が今世の向かう場所なら、テイルと自身の太陽月と共にスクエアアスペクトである場合、それはより困難なものを意味しているということでしょうか。

A.確かにヘッドやテイルにハードアスペクトを持つ方は、重い過去世を経験して、解消することが困難な傷や癖を背負っている方であると言えます。焦らずゆっくり治していくことが必要となります。今世の目標はホロスコープ全体を読みこんでください。


空様へ、ご質問ありがとうございました。
「基礎的な質問」のレベルを越えた貴重なテーマだと思いましたので、ありがたく記事として書かせていただきます。

以下、引用しながらお答えしていきます。
吉野様のドラゴンヘッドおよびテイルの逆説に大いに感銘をうけたため、僭越ながら連絡させていただきました。
人生が思いのほか起伏が激しく、また
「今世、自分は何かやらねばならないことがある」と薄っすらそのような気持ちをずっと抱えており、どうにかその何かを知りたいと思いから一年前ほどから自身で占星術をみるようになりました。
一度有名とされる占星術師にみてもらったのですが、それまでのヘッドテイル概念を基にみてもらった結果に疑問の念を抱き、ついには貴サイトにたどり着いた次第でございます。

それまで、現在の自分はヘッドそのものであり、今までの西洋占星術の概念で考えると今世目的の達成過程を歩んでるはずなのですが、どこか腑に落ちなかったのです。心のどこかで「違う」という気持ちがずっと存在しておりました。

吉野様の月星座宿曜による前世考察を読了後、それまでモヤモヤとしていたものがスッと消化いたしました。
またヘッドテイルの考察に関して、私自身の理解では"ヘッドが示す手段を通じてテイルを成し遂げる"であり、オポジション自体が相乗効果を生むアスペクトであるため、納得させられる内容に思います。

私は前世の記憶もなく、霊能力などといったものにも無縁で愚鈍だったため、何一つ手がかりのない状態の探求でしたが、吉野様の考察により少しだけ知りたいものに近づいたような気がします。
嬉しいご報告ありがとうございます。お役に立てて光栄です。

ヘッドとテイルについて私が自分の体験から辿り着いた推測は、サイト記事で公開して以降、多くの方の賛同をいただいています。前世記憶のある方からも、ない方からもです。
前世記憶などなくても、「今この時」を見れば裏付けることが可能なのでしょう。
しかし裏付けるためには前提として「ヘッドとテイルは何を表すか」という知識が必要でした。

ところが前世記憶を持つ人は少ないので、おそらく有名な占い師の先生であっても既存の説を手掛かりに鑑定するしかなかったのだと思います。そのように一般説に基づいて話す態度は、占星術師としての職責を果たしているとも言えますが……依頼者のためにはならなかったかもしれませんね。

我々、前世記憶のある者が自分の体験を話していくしかないと言えます。
私は特殊な体験をしたサンプルとして、これからもできる限りの情報をご提供していきたいと思います。
もしもテイルが示す方角が今世の向かう場所なら、テイルと自身の太陽月と共にスクエアアスペクトである場合、それはより困難なものを意味しているということでしょうか。

今世で自身が為すべきこと、ずっとそこを探求して参りました。しかし本質的なものが足枷になってる感覚が否めませんが、
それはやはりスクエアアスペクトと関係しているのでしょうか。

西洋占星術でのヘッドテイルに関するスクエアアスペクトに関する情報が意外にも無く、基本的占い関連の質問は受け付けないと書かれていたので、吉野様はどういった見解なのかとダメ元で連絡いたしました。
そうですね、元々ドラゴンヘッド&テイルはインド占星術で使われる感受点なのですが、インド占星術には「アスペクト」という概念がありません。
(惑星同士の距離やハウスによる吉凶はあるようです。ただそれは西洋占星術のような幾何学的なものではないらしい)
このためヘッド・テイルと他感受点とのアスペクトは、まだほとんど分析が進んでいないと言えます。
欧米では宗教教義で輪廻転生を考えることが禁じられているため、ヘッド・テイルを西洋占星術に持ち込むだけで怒り出す先生も多いのが現状で、話をすることさえ難しいようです(スピラーたちは勇気ある説を提唱し一般の人々に流行りましたが、プロの世界では激しく叩かれています。宗教弾圧のよう)。これでは分析が進むはずがありません。

>テイルと自身の太陽月と共にスクエアアスペクトである場合、それはより困難なものを意味しているということでしょうか。

私が見たところ、確かに過去世の体験が重苦しいものである場合、ヘッドやテイルに主要な感受点が困難アスペクトを形成していることが多いようです。
具体的に言うと、かつて犯罪にまきこまれて殺害された方や、何か集団のリーダーとして闘い敗北した方などにノードとの困難アスペクトが多く見られます。
あるいは長期にわたる魂の癖が原因で、何度も同じ失敗を繰り返して来られた方か。
そのような方々は過去の傷が深いということであり、「足枷がある」と言うよりは「深い傷を負っている」という表現が正しい気がします。

この場合、少しずつ魂の傷を癒し、癖を治していく必要があるでしょう。
これはかなり時間がかかることなので焦らなくても大丈夫です。
たとえばスピラーの解釈を逆転して何度も読み返すことで、傷が癒されていくことを感じるはずです。


もちろん、ヘッドは今世に対応するカルマ(因)として示されたもの。今世中にテイルで閉じることができれば最高です。
でもそれは「努力目標である」、と言ったら語弊あるでしょうか。
該当のカルマが閉じられない限りは、来世や再来世にまた同じカルマが引き出されて提示されるだけのことです。今世中にカルマをクリアできなかったからと言って、神様的な存在にとがめられることはないのでご安心を。
カルマ解消に期限はないため、焦らなくていいわけです。
ただ、怠惰で逃げ回るばかりの人生を送っていると、来世の自分が困るというだけのことです。

こう言っている私も実は今世のテーマをクリアできたとは言えないのです。
我ながら学習能力がないなと嫌になってしまうほど、今でも過去の癖を繰り返しています。
今世中の改善は絶望的ですが、焦らず少しずつ改善していくつもりでいます。
 参考:筆者に関するスピラー解釈


ところで
「今世で何を成すべきか」
ということを知るには、ヘッド・テイルを調べる前に、まず目先の目標である「太陽」や「MC」を分析したほうが早いかもしれません。
何故ならヘッドという過去に基づいた複雑な計算の末に、今世目標として太陽やMCが示されているからです。太陽・MCを実行していく過程でテイルが果たされ、カルマの輪が閉じます。

(支払い請求書で喩えますと、負債の「合計残高」がテイルです。太陽やMCは、分割払いのうち今世中に返すべき支払い分です。……と、いつものことながら夢のない喩えですみません)

人間の目には無関係に見えても、実は太陽等とドラゴンヘッド&テイルは連動しています。
エネルギーが流れるように、ASC→太陽→MCという動きがあります。その流れがうまくいって初めて、テイルが叶いカルマの輪が閉じられることになるのだと思います。
もし空様が今、目標達成に障壁を感じられるなら、もしかしたら太陽が壁となっているのかもしれません。
思い切って、演技であっても「太陽が表す行動」を実際にやってみることで意外と人生計画がスムーズにいき始める場合もあります。

この場合、サインの解釈を徹底してオーソドックスに理解すべきことは言うまでもありませんが、太陽やMCのサビアンシンボルを読み込むこともお奨めします。
前後5度のシンボルが「どのような分野を表しているか」を知るだけでも、自分がこなすべき課題が見えてくるはずです。

もっと詳細な未来を占うにはプログレスやトランジットを読み込むことも必要になるでしょう。
ですがまずは、基本のネイタルチャートを総合的に読むことです。
もし良かったら下の講座通りの順でネイタルチャートを読んでみてください。
特に、この辺りから。

 ⇒西洋占星術 初級講座 ASC・月・太陽で性格と課題を読む

「初級」というタイトルを掲げているものの、たぶん一般の西洋占星術とは違う見方ができるのではと思います。

拙い文ではありますが、空様の人生目標を見つける一助になれば幸いです。

 >>続きで補足。『カルマの閉じ方、見本』
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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei


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