変人天才認定「暗合異常干支」、西洋占星術ホロスコープとの共通項

 

メールで教えていただいた四柱推命(算命学)の「暗合異常干支」という定義が興味深かったのでご紹介します。

※筆者は四柱推命の知識が浅いため専門サイト様からの引用多めです。
※アンゴウの漢字について…「暗号」としているサイト様が多かったので始め従っていましたが、字義から考えやはり「暗合」ではないか?と思ったので「合」に変更、統一しておきました。正解をご存知の方は教えてください。

異常干支とは


四柱推命で使われる「日柱・月柱・年柱」「天干」などの用語についての説明は、ここでは省きますね。

基本中の基本から知りたい方はこちらをどうぞ。筆者の別館です。⇒古代五行占術(陰陽推命の基礎)

「異常干支」というものについてメールを引用させていただきます。
四柱推命には「異常干支」という概念があることをご存じでしょうか。
日柱にあると生き方が世の中からズレやすくなる、とされる命式です。
私は東洋占術の勉強は若い頃早々にやめていまして、五行の基本的(古代的)な知識しかありません。この概念は初めて知りました。A様、ありがとうございます。

興味を抱いたので調べてみました。

「異常」という単語は日本語ではネガティブな響きを持ちますが、たぶん「特殊」というニュアンスなのでしょう。
つまり、西洋占星術でたとえるとハードアスペクトに似た感じか。

具体的には、次の干支が「異常干支」になるそうです。日柱・月柱・年柱どれに現れた場合でも作用を持ちますが、日柱の影響が一番強いらしい。
甲戌・乙亥・辛巳・壬午・丙戌・戊戌・丁亥・戊子・癸巳・己亥・庚子・辛亥・丁巳

通常(作用が穏やか):甲戌・乙亥・戊戌・庚子・辛亥・丁巳
暗合(より特殊性が強い):辛巳・壬午・丙戌・丁亥・戊子・癸巳・己亥

算命学Z塾さんより〕
例によってネットでは「異常干支持ちは精神崩壊する」などと噂され恐れられていますが、極端な説を思い込み過ぎませんように。
実際には約21.66%の割合で発生するものだそうですから、それほど恐れるものではないでしょう。

たしかに気の流れがスムーズではないために普通よりも苦労は多いのかもしれません。
特殊なタイプゆえ世の中からズレることも現実にあると思います。
しかし世の中からズレなければ個性など持ち得ませんし、才能も持てませんよね。またその才能を磨くためにも苦労は必要なのだと言えます。

このあたりの考え方は、西洋占星術の複合アスペクトと似ています。特にYODに近いのかも。

専門サイト様より前向きな解釈を引用しておきます。
異常は才能!唯一無二の個性になる

異常って、全くネガティブなことではなく、
人と違う個性や才能や能力

この干支を持つ人は、
才能につながる異常性を持っている
ということになります。

例えば、絵をめちゃくちゃ上手く描ける人は、
普通ではなく異常に分類されますよね。

一般的ではない、特別な特徴があること
を異常という言葉で表現しています。


人から理解されにくかったり、
常識と言われているものや、標準的なものを求めると上手く行かなかったりしますが、
自分にしかない特別な個性があって、
それを生かす事が自然でしっくり来るんだ、
「これでいいのだ」
と思えたら、
あなたの星はどんどん輝いて行きますよ

異常干支持ちのみなさま、
異常でいいんだよー

Kanauさんのブログより〕
非常に勇気を持てる前向きな解釈、ありがとうございます。
「異常でいいんだよー」は同感です。(日本語の犯罪者的な意味での「異常」では困りますが、「特殊」という意味で)

日本で「変わり者でもいい」と言ってくれる人が増えたのはごく最近のこと。
もちろんたいていの人は心底から「多様性」を理解などせず、ただプロパガンダの誘導に乗ってオウム返ししているだけです。
しかしそれでも窮屈だった日本社会において規格外が許される可能性が出てきたのは良いですね。
「変わり者」が許されない時代に育った私から見ると、今の若い人たちが羨ましいです。

もう一件、解釈を引用します。
一般的にどんな基準で「奇人」「変人」「凡人」などにカテゴリー分けするのかはそれぞれですが、陰占で見る「奇人」「変人」は異常干支に該当します。この異常干支は確かに変わり者ですから、人からは理解されにくい個性を持つことになります。ただし、異常干支を持つということは、「鋭い感性」や「霊感」、「先見の明」など、普通の人では持ち得ない才能を持つということになるのです。
なので、クリエイティブな世界で活躍したり、とんでもない発明をしたりと、自分の能力を発揮して社会貢献できるパワーも絶大です。異常干支を持っている人はある種の「天才」にもなり得るということを覚えておいてください。

算命学Stockさんより〕
う、うむ、……「天才」は複雑だけど全体に納得です。何か自分の性格分析テスト結果でもよく見かける評価ですね。

私はこの異常干支のなかでも特殊なほうの「暗合異常干支」を日柱に持っているので、輪をかけて特殊ということになるようです。
ついに東洋占術でも「奇人変人天才」認定されてしまったことになりますか。苦笑

後述しますが西洋占星術のホロスコープとも共通項があります。
また、他のサイト様では暗合異常干支を「マスターナンバーのようなもの」と喩えるところもあって不思議に思いました。
(筆者はマスターナンバー33です)
算命学でも西洋占星術でも数秘術でも、似た結果が出るのは不思議です。

マスターナンバーへの言及を引用:
幼少期の家庭環境が異常であったり、大人になってかも特殊な能力から周囲に理解されかったりする人たちは、異常干支をもっている可能性が高いというのはご存じでしょうか?生きづらいと感じるものには、スピリチュアルの代表的なものでいえばマスターナンバーといわれるものがありますよね。それに近い感じのものが異常干支。

Mistoryさんより〕


次項からはご質問に答えて、暗合異常干支と西洋占星術の共通項を筆者サンプルで分析したいと思います。

東洋推命と西洋占星術はシンクロするか?


まず冒頭A様のメールよりご質問を引用。
吉野様の日柱も、確か「異常干支」であったように思うのですが、日柱が暗示するところと、ご自身のホロスコープでシンクロを感じることなどありますでしょうか?

はい。めちゃくちゃシンクロを感じますよ!

あくまでも私の場合であり、シンクロはただの偶然かもしれません。
人によっては推命と西洋占星術でシンクロするところが全く無いと感じられる方もいます。

そもそも東洋の推命術は西洋占星術と起源が別ですね。――五行は五惑星をモデルとしたとされますが、あくまでも季節の循環を観察した末の統計学で、西のホロスコープを起源とした跡がなかったように思います(別の知識があればお教えください)。宿曜占星術や紫微斗には西洋占星術の影響が明白ですけれども。

だから命式とホロスコープのシンクロを感じられることは奇跡なのかも。
そのぶん、特殊な個性なり運命なりを背負って生まれて来ている可能性があるのでしょう。
死後世界には我々が生まれる時点を計算するタイムマスターという高級霊がいるらしいのですが、現世へ送り届けるその子への強いメッセージがあるとき、タイムマスターが東西シンクロする時点を徹底して計算するのかもしれません。

さて具体的に、私が四柱推命と西洋占星術でシンクロしているなと思った点は次のような点です。
命式の詳細分析はしていないので、もしかしたらこれ以外にもあるかもしれません。

西洋占星術とのシンクロ(共通項)

具体的に、シンクロしている点を挙げていきます。あくまでも筆者の場合です。

・そもそも日干解釈がアセンダントサインと酷似


昔から、推命術で「本人」「魂」を表すと言われている日柱天干が自分の場合、西洋占星術のアセンダント星座とシンクロしているように感じていました。

私の日柱天干は他でも書いているとおり【壬(みずのえ)】なのですが、この解釈は筆者ASCの水瓶座と完全とは言えないがほぼ一致しているでしょう。

筆者別館より水気・【壬】解釈を転載:
水気は「智」の徳を持ちます。柔らか頭の智恵者です。

対人関係は「友」で考えています。立場、性別、年齢にこだわりなく、対等の関係で交流しようとします。友は血縁と違って情が絡まないため、淡泊で距離のある関係となりがちですが、友となった相手は徹底して尊重し末永く付き合っていきます。

水気の智は学校で言う知性とは少し違い、何事にも囚われない自由な発想を意味します。このため斬新なアイディアに優れ、深謀遠慮で計画を立てる事に向きます。…
性格は変人のアイディアマンタイプ。
多芸多才で何事にもこだわらない柔軟さを持ちます。自由を愛し束縛を嫌い、人間関係では「冷たい」と言われるほど淡白です。そのわり内面の情は厚く、同情心に富みます。
頭が切れ、こだわりがないため物事の本質をつかむカンに優れています。発明発見をする人も多いでしょう。
ただ何事も徹底しない欠点があります。活動力があるゆえに少し手をつけると満足し、他の目標へ向かいます。このためチャンスを逃すことが多くなります。…
いっぽう西洋占星術で水瓶座の特徴を簡単に挙げると、
「淡泊でベタベタした関係を嫌うがフレンドリー。友・仲間を大切にする」
「自由を愛し束縛を嫌う。束縛すると逃げる」
「本質をつかむ」「計画が得意」「アイディアマン、発明する」
「奇人・変人・天才(ふう)」笑
となります。ほぼ同じですね。

一点、水瓶座は不動宮で「こだわる。頑固者」とされるところだけ【壬】と違いますか。
こだわりながら自由主義アイディアマンと言うのは、それこそ意味不明で解釈に苦しみますが、実際の自分にはそのように矛盾したところも確かにあります。
日常でのこだわりはほとんどないのですが、人生において絶対に譲れないことに立ち向かっている時は頑固と言われる。
「我が道を行く」で独自路線となりやすいのは、水瓶座も【壬】も同じでしょう。

・暗合異常干支は、オポジションやYODなど特殊アスペクトに似ている


【壬午】は、五行では冬を表す壬(みずのえ)、真夏を表す午(うま)の組み合わせとなる干支だそうです。
冬と夏という対極のエネルギーを併せ持つために活動力が高まり、特殊性が増すとされているようです。

ちょうど西洋占星術の水瓶座×獅子座の180度オポジションに似たイメージですね。

西洋占星術では、風サインと火サインの組み合わせは風が火を煽るため「大火」が連想されます。
実際に風を起こして大火を生むのではありません(稀にそんなイメージを負わされることもあるらしいが、笑)――占星術における「火」は精神性・霊性を意味するので、この組み合わせが強い人は霊感が高まることがあります。

これが暗合異常干支の【壬午】解釈とぴったり重なることには驚きました。
通常より霊感が高いとされる異常干支のなかでも【壬午】は第3位の霊感の高さを持つそうです。

引用:
『夢の星とも言われ、正夢で何かを知らせるという力を持つ』と言われている。また、『相手を一瞥しただけでその人の人形(ひとなり)をあてるとか予知能力を発揮』ともある。

算命学研究室さんより〕
現実どうなのかと言えば、私自身はいわゆる幽霊を見たりオーラが見えるなどの霊感はありません。
ですが、このようにスピリチュアルブログなどを運営していることからも分かる通り、霊が見えないにも関わらず強制的に神秘体験させられました。
霊が見える体質ではないからこそ、物理次元でも論理的に分かるように証拠を突きつけられたり、目の前で虹を出してもらったりなど分かりやすく体験させられている気がします。

他に【壬午】の解釈で
物事を常に二つの側面から見て行く本質があって、表面だけで判断することはない。それが、『人を見抜く眼力がある』という評価につながる。
一方で、疑り深さや迷いや飽きっぽさにもなる。
物事を反対の側面から見る傾向があって、天邪鬼的な性向がある。

偏ることやバランスが崩れることを嫌うにもかかわらず、スピード感があるので、興味を持つことには急速に傾斜する。その反動がやってくるが、あまりいいことはない。常に、休息を取ることが必要とも言える。
一度中間点に戻って、物事を判断するところに、このエネルギーの良さがある。
これは当たっているなと思いました。長年通っていただいている読者様は納得されるのでは。

まさに、私がいつも言っている
中庸とは中間点で静止することではなく(単なる二分の一ではない)、両極・全体を考えたうえでの最も適切な考え方
ですね。
たとえばこちらの記事など。→中庸とは何か?

つまり私の中道(中庸)主義は学習して得た思想ではなかった、オポジション持ちとしての思考活動をそのまま語っていただけに過ぎなかったようです。
まあ、前世のどこかで身に付け、それが今の推命命式とホロスコープに現れたのかもしれませんが。少なくとも現世の学習ではないということ。

続きの話>>最新の四柱推命で読むと想像以上に核心キャラを的中させていたこと

推命と西洋占星術シンクロ、どう捉えるか?


では東洋の推命術と西洋占星術では解釈がシンクロしているのに、アドバイスが異なる場合は人生の道をどう選択していけば良いでしょうか?

たとえば東洋の推命術では
「学業の道に進むことで異常性が増すから、学業は良くない。大学院など行かずにさっさと社会に出なさい」
とアドバイスされているのに、西洋占星術では学業に向くシンボルがオンパレードで出てくる場合。

この場合は、

選択肢1.社会的な地位を得て安定した生活を送りたいなら東洋占術に従いなさい
選択肢2.貧しくて孤独でも、精神の満足を得て人生の最後に「幸せだった」と思いたいなら西洋占星術の道を選びなさい

と言えます。

この違いは東と西で人生に対する考え方の違い、社会の在り方の違いを表しているのだと思いますね。

東洋の占いというものは、国家社会での生き方や出世を重視する方向へ発展したようです。現代ふうに言えば「就職用占い」です。
推命術大流行によって庶民の要望を聞き入れ改良していったら出世重視になったのだとも言えますし、雇う側も良い人材を得たいので「面接官目線」の人物鑑定となったのだと思います。
この場合、雇う側から見て使いづらい特殊な個性を持つ若者は「規格外。異常」として除外されます。すると出世できないので、庶民側も「異常は良くない」と言うことになります。
だから東洋では異常干支がネガティブな解釈をも持つのでしょう。

いっぽうの西洋占星術はスピリチュアル学に根ざした個人主義として発展してきた歴史がありますね。
個人主義とは、実は動かしがたい自分の個性や運命を受け入れるという苦しい試練なのだと私は思います。そのうえで個人としての幸福を最大限に模索する思想です。
西洋占星術は一神教に弾圧されて地下へ潜り脈々と受け継がれてきた、そんな背景が反映されているように思います。
社会が自分を切り捨てるならば、社会へ背を向けて個人としての幸福を追求するという生き方もある。そのことを許容しているのが西洋占星術。
もちろんそれは神に叛くということではなく、きちんと自己のなかの神を信仰したうえでの運命の受容です。

逆説的ではありますが、恐怖の全体主義の地下で自由を切望し育まれた個人主義が、「ありのままの個性」すべてを許容してくれるのだと思います。
「社会に受け入れられない君であっても、そのままでいいんだよ。
集団から異常と言われる君であっても、それは個性だからいいんだよ」
と肯定してくれるわけです。
現代では左翼と呼ばれる共産主義者たちが唱える思想に近いのですが、それは歴史の途中で彼らが看板を盗んだから。実は古代的な自由主義者の理念。いずれまたの機会にお話しします。

【補足】現代メディアが叫ぶ極端な個人主義(家族や友人の絆を否定・男を憎めと叫ぶフェミ…等)は、人をバラバラにして全体主義へ導くためのプロパガンダです。だから個人主義も本質から離れた極端なものにはご注意を。
詳細:人は地上でバラバラ? 勘違いの「個人主義」が全体主義を招く

上の選択肢1と2、どちらを選ぶかはあなた次第です。
どちらを選んでも幸福か不幸かを判断するのは他人ではなく、自分です。
ずっと不幸だと思っていたとしても人生の最後に「自分は幸福だった」と気付いて痺れる体験をするかもしれない、だから他人の評価などにこだわらずに自分の心が示す道を選ぶことです。

ちなみに私が若い頃に東洋占術を苦手と思った最大の理由も、上の根本的な考え方(価値観)にあります。
出世を第一とし、社会の枠に合わせて特異な個性を削ぎ落すような東洋占術アドバイスに違和感を覚えたのですね。私には合わないなあ、と思って。

古代の東洋占術は戦乱のために個性才能重視で、もう少し個人主義寄りだったように思うのですが。宋代以降でしょうか、官僚主義に発展したのは。
西洋占星術も現代の太陽中心主義は商業意識が強くて劣化しています。でもまだかろうじて個人主義の匂いがあって私には面白く感じられました。

このようなわけで私は西洋占星術のほうを選びました。
生き方としても選択肢2のほうかもしれません。

これはあくまでも私の場合。
東と西、どちらが優れている劣っているということはありませんので、ご自身の心(魂)が求めるほうを選ぶと良いです。
最終的に後悔がなければ人生の成功者と言えるのですから。

まとめ


東洋占術も最近は変わってきて、“変わり者”を前向きに考える解釈も増えたようです。

「孤独になると異常性が増す」
と言われている【壬午】。
しかし、あるサイトで
「壬午は孤独のなかで才能を磨くことで成功する」
と反対のことが書かれていました。

この矛盾に全ての異常干支が人生を拓くためのヒントがあると思われます。

冒頭の話に戻りますが、「異常」という言葉をネガティブに解釈すれば、人生の障害の全てを悪いこととしてだけ考え不運を恨むことになるでしょう。
そのうち“人生ガチャ”などと言い始めて、自分に不幸を押し付けた神様を怨むようになる。そして自分だけ不幸であることに怒り他の幸福な人を傷つけたくなってしまうかもしれない。
しかし西洋占星術と同じように、東洋占術でも命式は前世までの経験が反映された現況書だと考えられるのですね。
異常とは前世の経験積み重ねから得た個性、才能の原石」と捉えたならば、困難もチャンスと考えて活かすことができるはずです。

たとえば私の【壬午】で言えば、孤独な環境ではたしかに鬱傾向となったり暴走したりするなど良くないことも起きます。
しかしその反対に、孤独なときに独りで読書したり考えたり、といった時間が自分を育ててきたとも言えます。
いずれにしても、「孤独」という環境が鍵となる運勢だということになりますね。

他に、「高い学歴を得ると異常性がでやすい」とされる【戊戌】の人なら学習が鍵。
きっと学歴だけを目的とする学習をすると間違った方向へ行きやすいが、実戦的な学習を突き詰めると才能が開花するのでしょう。学習能力が高いゆえの「異常性(特殊性)」なのだと思います。

…等々

鍵となる環境をマイナスとするかプラスとするかは、結局は心持ち次第だということでしょう。




オマケ。当たっているかいないかサンプル検証


最後に付録として、【壬午】解釈を現実の自分をサンプルとした答え合わせです。同じ干支の方向けのサンプル。

上で引用させていただいた、算命学研究室さんの解釈より続き:
『単独行動を好み集団に位置することが少ない。』
『感情の起伏が激しく、気分屋の一面も。』
『時に激しやすいが一本気な純粋さをもつ。知性理性で安穏を形成し、行動力に頼ると波乱を呼ぶ。孤独傾向。』

これは、当たっているところもありそうではないと感じるところもあり。

>感情の起伏が激しく気分屋

え? 大人になってから言われたことないけどな。
子供の頃、弟と喧嘩していた時だけ彼から「怒りんぼ」と言われたことはあるが他人からはありません。
性格分析でよく出る「冷静沈着」や「安定した精神」とも矛盾しています。自分では穏やかなほうとは思わないのだけど、相方からは「なんで怒らないの? いつもボーッとしてるよね」と逆に怒られたり(笑)します。
〔追記:私が怒るのは嘘つきなど人として最低限の禁忌を犯した相手に対してのみ。そんな怒りのツボが理解できない人=道徳心が無い人からは、「エキセントリックな気分屋」と断じられることがあります〕
ただし趣味に関しては「飽きっぽい」というところはあって、すぐに興味が他ジャンルへ遷ってしまうことはあり。このブログに通われている皆さま大きく頷かれると思いますが。

>一本気な純粋さ

これは、お恥ずかしながらよく言われます。
「行動に頼ると波乱を呼ぶ」も当たっているな。そもそも行動が苦手なので無理に動くとダメらしいのだけど。

あと、【壬午】は離婚率が高いとか結婚生活がうまくいかないとかどこでも書かれているのですが、私には全くそういうことがないです。
二十歳で初婚、そのまま周囲から呆れられるほど長く平穏無事に過ごしていますね。
我々の問題と言えば、相方が嫉妬深いと言うよりは、人間関係に対して極度に神経過敏なので異性・同性問わず友人が一切持てないことです…。(前にネットで知り合った友人とオフで会ったことがあって、その際は相方が精神的に参ってしまい離婚の危機?となりました。友人にも相方にも申し訳なく思います)
友人どころか最近では親戚づきあいも「嫌!」と言って怒るので、二人とも引き篭もり傾向に。まあ相方が幸せで安心して過ごせるなら、私はいいのですけど。もともと引き篭もり傾向があるのは私のほうだったはずだし。笑

これが【壬午】の「結婚すると騒ぎが起きる」ということでしょうか? 
いやいや、まさか。
波風立たない平穏な日々を「騒動の日々」と呼ぶのはちょっと無理がありますね。

「激情型」や「人の前に出たがる」との解釈も、私の場合は今のところ全く当たっていません。
これはもしかしたら、私の命式に水気を生む金気が多いので【壬】の力が増して、【午】の暴走が抑えられているということになるのでしょうか。

いずれにしても、東洋占術でも私は封印されている印象。
「変人」「天才」などと命式だけはフィクションのように豪勢ですが、現実状況は未だにフツーの凡人無名一般人です。※
(世間評価のハードルが激しく下がったので安心していたら、自分の誕生時の占い評価でハードルを上げられてしまうという。奇妙なプラマイゼロ感…)

フツー・凡人という言葉にすがって安心してきたことを反省し修正しました。


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