魂の話は、真実である(社会的メリットだけではない)

 


前回書いた話は少々分かりづらかったかもしれません。


かいつまんで述べると
輪廻転生思想を多くの人が信じれば、社会的メリットがある
という話をしていました。

何故なら、輪廻転生思想は完全な「自己責任論」で個人主義・自由主義であるので。
個人を従えて縛る神様はいない。(指導してくれる先輩霊はいますが)
すべては自分次第の因果応報。
ものすごく冷徹な、機械的な世界観ではあるけど、そのぶん魂は自由です。

何もかもを自分で考え、自分で行い、結果を自分で受け取らなければならない。この世界観が浸透すれば、人間は生きている間の行いに責任を持つようになるでしょう。

そんな真の自由人が多い社会では、たとえ利己的な人であっても、その利己主義ゆえに自然と道徳的な行動を採らざるを得ません。
極端なサイコパスには何を説いても無駄ではあるでしょうが、“日和見”で影響されやすい人たちは自らを律して道徳的に振る舞うようになるはずです。そうすると全体の民度が底上げされていく。

――と。

このような話を書いていると、まるで道徳を実現させたいという都合で考え出した“方便”、一種のプログラムを私が提供しているだけなのではと思われそうですが。

(これこそ“仮面マキャベリスト”という悪い癖。優しさを持たない利己的な人へ向けて、「あなたのためですよ」と合理主義で言って聞かせて蛮行を抑えようとする。本音では残虐なことをやめて欲しいだけなのですが、サイコパスに言っても無駄と考えて策を講じてしまう)

そうではなく、輪廻転生は現実あることだと私は何よりも強くお伝えしたいです。

つまり、魂は永遠で死後世界が存在する。
だから今がどれほど辛くても絶望しないで欲しい、ということ。

大丈夫。
努力している人、苦労している人、優しさを振りまいている人は、必ず報われます。
それは魂が本当に永遠である故に。
努力も苦労も積み重なっていく、人生は単純に繰り返されるのではなく螺旋状に成長していく。


私たち体験者はイデオロギーでも、宗教でも、社会的なメリットのためでもなく、ただそのことを「体験(現実の現象)」として知っているだけです。

体験していない人は信じることが難しいでしょうが、それでも私たちは見たことをお伝えするのみ。
信じなくても構いません。でも信じれば地上での過ごし方が変わるだろうと思います。

そして多くの人の間に真実が浸透すれば、結果として社会的なメリットも得られるでしょう。

宇宙法則における真実は人類社会と対立するものではなく、全てを最良の状態で並び立たせるもの。
それこそ宇宙法則が“美しい”と呼ばれる所以です。

 

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